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2013年09月08日(日) 

 

 

少し前のことだが、近所の神社参拝の際 この様なものを見た。

 

 

どうみても これはお稲荷さんの狐ではない・・・

これはオオカミか?

 

三峯神社をはじめ、秩父地方には古くからオオカミ信仰がある。

オオカミは眷属(本来 姿形のない神が目に見える形で動物などを遣わすもの)。

有名どころでは、稲荷のキツネがそうで 他にもヘビやカラスなどもそう。

神直属の僕という存在?

秩父は山ぶかい地域であり、ニホンオオカミの生息地でもあった。

その地域の人達から「山の神」の化身とされてきたようだ。

 

オオカミは農作物に被害を与えるイノシシや鹿、猿などを追い払い、火災や盗賊に対して騒ぎ立てることで、いち早く里の人に危険を知らせるといわれている。

また旧家では、災難、悪魔除けとしてオオカミの頭蓋骨を神棚に祀る風習があるそうだ。そんなオオカミは御眷属としてだけでなく、神としても信仰の対象になっている。

 

秩父の峰々を修行の場としていた修験道の力もあって神となったようで・・・

それが元々土地の人たちが信仰していた山の神の風俗を取り入れ 「大口真神」をいう名前がつけられて 火災や盗難除けとされたようだ。

 

そんな秩父のオオカミ信仰が ここ横浜でみられるとはどうしてなのか?

 

そんな思いを抱きつつ ある日・・・

ご近所のあるお宅の入り口に貼ってあるお札に気がついた!

紛れもなく、秩父三峰神社のオオカミの護符であった。

 

 

ふ~む。。。

神社のオオカミの置き物といい この護符といい、

この地域にも「オオカミ信仰」があったのだろうか?

それは何故? どうして?? という疑問符がついた私の元に・・・

とあるお方から、今まで知られざる横浜のオオカミ信仰のお話が寄せられたのだった。

 

つづく・・・


閲覧数6,208 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2013/09/08 00:45
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