ソーラーシェアリングは、畑の上に太陽光パネルを設置する方法です。
1年余り前に農林水産省が設置を認める通達を出したことから本格化しました。
上総鶴舞のある市原市で、長島彬さんが実証実験を通達前から行い ノウハウを確立しました。 ソーラーシェアリング上総鶴舞の高澤さんも長島さんの「門下生」だそうです。
JR内房線五井駅からいすみ鉄道に乗り換えて約30分 上総鶴舞駅から、田んぼの一本道を歩くこと約15分 目的地、ソーラーシェアリング上総鶴舞につくことができました。
高澤さんは、実家の畑で、パネル348枚、34.8kW(一般家庭10軒分)の発電をしながら キクイモ、ナス、カボチャ、キビ、落花生などを栽培されています。
収穫した野菜は、近所の産直販売所で売っています。
太陽光パネルは遮光率30%となるように配置されています。 太陽の光が、植物が必要とする以上に強いため 30%さえぎっても影響がないか むしろ よいとのことでした。
ちょっと前にTVの取材のために引き抜いた落花生を見せてもらいましたが ソーラーシェアリングしている畑の方が 落花生の実(ピーナッツ)が大きく育っていました。
上が通常の畑、下がソーラーシェアリングです。
高澤さんのところには全国から見学所が来ていて 表の精米所に直販所があればよいのにと思いました。
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