わたしの夫(60歳)も昔、吉永小百合さまに
お逢いしたことがあるそうで(偶然です(#^.^#)
それはそれは後光がさしていたそうです。
小林旭を実際に見たのは、小学生のとき香川の高松で、当時斬新なデザインだと話題になった、市内のガソリンスタンドの前をたまたまバスで通りかかったとき、皆が騒ぐので外を見ると、日活のロケが行われていて、あの小林旭が立っていた。残念ながら通りを隔てて白いスーツ(?)の背中からしか見えなかった。当時人気絶頂の「渡り鳥シリーズ」のようだったので浅丘ルリ子もいるかと思って探したけれどもいなかった。後で観るとそのときの相手役は、笹森礼子だった(と思う)。世に、石原裕次郎と小林旭をよく比較するし、小林旭も裕次郎を「意識」しない筈はなかったと思うけれども、どんなヤクザを演じても裕次郎はいつも「優等生」だったし、旭はなぜかヤクザが「サマ」になっていた、と思っている。そのイメージがどこから来るものかは、40年以上かけて考え続けているのだけれどもいまだにはっきりとはしない。ただ、旭の高い「声」は「哀切」を帯びていて、誰からも愛されるような「兄貴」の裕次郎とは違う「道」を歩む「姿」がその歌声と重なる、ような気がする。そういえば、当時の浅丘ルリ子に、旭と裕次郎とその「相手役」としてどちらが似合うかは、私にとってもうひとつの重い「課題」でもあるのだけれども。
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