俺の名前は 濱マイク。本名だ。。 俺は俺の生まれた育ったこの街、横浜黄金町で私立探偵をやっている。。。 (映画であのテーマ曲と共に・・・オープニングの台詞)
私立探偵濱マイクは、1994~1996にかけて上映された 監督・林海象 主演・永瀬正敏 の横浜を舞台に活躍する探偵ものの映画。
横浜が舞台といっても、みなとみらいや元町、山手など いわゆるイメージするヨコハマではなく、 泥臭い、裏横浜(黄金町界隈)が舞台。 マイクの事務所は、当時 黄金町(正確には若葉町)にあった映画館日劇の2階。 映写室の隣に事務所のセットが作られ、実在するまちの風景やお店が登場。 まちの人も起用されて・・・(ワタシの知っている方も何人かご出演されてる!) 虚と実がミックスされ、観る側を魅了した。
その後、2002にドラマ化されて、毎回個性的な監督の下 主人公以外のキャストを一新し、放映された。
永瀬正敏演じる主人公の濱マイクは、友達思いで正義感が強く 情にもろい。 「困ったときには いつでも来なよ!」 と懐も深い・・・が、常に金欠^_^; 探偵は目立たないように心掛けるものだが、マイクはいつも奇抜なファッションに身を包み、愛車のナッシュ・メトロポリタンでまちを走る。 夢は、探偵で稼いで 11歳年下の妹の茜を大学に行かせること。
そんな濱マイクに魅せられたひとりであるワタシ。。。 自分の住む ごく近くに まるで濱マイクが実在するのではないか、 と錯覚させるこの映画に夢中になり 当時、小学生だった息子を連れて、日劇に何度も通ったのであった。。。 そして、ファンの方々と 自主的に「濱マイクツアー」を何度かやった^_^; (♡ツアーがきっかけでカップルになり結婚された方もいる♡)
濱マイクが作られて20年の月日が経ち、 主演の永瀬正敏さんが芸能生活を始めて30年の月日が経ったそうだ。 感慨深い。。。
そんなわけで、 今年の【横浜みなと映画祭】は・・・『濱マイク大回顧展』 !!
ボランティアスタッフの方々の尽力!パワーの集結!!珠玉のパンフです。 監督や永瀬さんの「インタビュー記事」、そして海象監督と行く、濱マイクが帰ってきたら?「ロケハンツアー」の様子、そして・・・ 第四弾があるとしたらの海象監督書き下ろしの「血と薔薇」。 ファンには涙ものの内容が満載なのよ~~~
かつて 黄金町界隈、伊勢佐木町、横浜橋には 多くの映画館が林立して 賑わいのあるまちだったそうだ。 マイクの事務所があった日劇の前に 今もある・・・ 今回の濱マイクの主たる上映館のジャック&ベティは、かつて「名画座」だった。 マイクの友人北村が営む精肉店(実際にあるお店)の斜め右には「大勝館」で その前には「千代田劇場」という映画館があった。
そんなまちの様子を辿りつつ、実際に映画で使われた場所やお店(なくなってしまったところも多い)を巡る 海象監督公認の 「公式ロケ地ツアー」 も行われた! その案内人として、「スナック幸子」のママとご一緒に ワタシも映画祭にかかわることができました☆光栄ですm(__)m 17日(日曜)の映画版ロケ地ツアーの様子 You Tube でどうぞ↓ http://www.youtube.com/watch?v=dejdFdklY8U&feat…e=youtu.be
こちらは、ワタシが担当だった 平日ドラマ版中心のロケ地ツアーの様子デス ↓
●今もお店を営んでいらっしゃる貴重なロケ地(映画版)の一つ (マイクの同級生がやってる精肉店という設定)北村商店のご主人に 撮影当時のお話を伺う。
●横浜橋商店街の一本海側、かつての遊廓に行く路地にある ファンなら誰もが知っている 「コーヒーマツモト」(ドラマ版) マスターが、色々な撮影秘話をお話してくださって、参加者さん大興奮!
20日の最終日には、永瀬さんも来店されたそう♪
永瀬正敏の10代の作品、「ションベン・ライダー」(監督・相米慎二)でも登場する 三吉橋界隈は、ドラマでも度々登場している。 そんなあそこのお店を何軒かご訪問♪
伊勢佐木町 クロスストリートの前には、ナッシュ・メトロポリタンが展示(土日・祝) され、日曜日と最終日には、ナント!まちを走行した。
土日、祝には、クロスストリートで「トークショー」が開催され、整理券をゲットするために 早朝より多くのファンがジャック&ベティにかけつけた。 林海象監督は いづれのトークショーにも出演。 16日は、映画で妹の茜を演じた大嶺美香さんが出演。 17日はと20日は主演の永瀬正敏さんが(現在の撮影先の台湾から)~☆
ラストデーは、「遥かな時代の階段を」で母親役を演じた鰐淵晴子さん、妹役の大嶺美香さん、林監督の作品には欠かせない 佐野史郎さん、塚本晋也さんなど豪華ゲストが勢ぞろい☆
トークショーあとのラストの上映は、ジャック&ベティでのドラマ版最終回の 『ビターズ・エンド』(監督・利重剛) のあとも・・・ またまた監督と永瀬さんのトークが☆
盛り沢山の企画にファンは もう~もう~~~ 映画の様に虚と実がミックスされて 夢のような時間を過ごしたことはいうまでもありません!
映画館のごく近くには、林監督プロデュースの<Bar 探偵>が開店し 連日マイクファンの集いの場となりました。 監督は毎日、出演者もみなさん、マイクも茜ちゃんもご来店して・・・ ファンと語り、握手に写真撮影、サインと大忙しながらも楽しんでいらしたと・・・ 思いた~い^^
日頃もBarです。 ここに<Bar 探偵>が開店し、マイクが着た衣装や小道具が展示された。
オープニングの日とラストの日は ワタシも行きました^^ 大嶺美香さん、茜ちゃんと記念に撮っていただきました!ウレシイ☆ (ご一緒しているのは、オフィシャルロケ地ツアーにも参加してくれ、会期中何度もお会いした二宮クン)
あっ!ジャック&ベティの支配人・梶原さんが後ろに~
夢のような5日間。。。 映画祭のスタッフのみなさま、長い期間の準備から本当にお疲れさまでした☆ 時間をやりくりして駆けつけてくださった出演者のみなさまや制作の方々、 そして沢山のマイクファンのみなさん。。。本当に熱い時間でしたね。 それぞれの大切な思いがそこここに感じられました。。。 初めての映画上映のころ、アルコール飲料のCMで 永瀬さんが云ってましたネ。 「愛だろ、愛・・・」って・・・ ほんとうに、 愛にあふれた 横浜・黄金町界隈、横浜みなと映画祭でしたね☆
個人的に行った3回目(第二弾となってるけど)のツアー
ロケ地ツアー*楽しくまったり回りました♪
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