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2007年10月17日(水) 
「ジャーナリズムとメディアリテラシーの対話」をテーマに10月20日(土)、東京大学(本郷)にて公開研究会があります。

半農半漁、ならぬ半学生/半記者の友人が教えてくれました。
くわしくはこちら。
http://www.mellplatz.com/info/info.html

プレゼンテータの林香里=はやし・かおり=さんは、東京大学大学院情報学環助教授です。
ロイター勤務後、研究者の道に入られた方。横浜市在住のとっても美しい方です。
http://home.d05.itscom.net/hayashik/index.html

神奈川新聞が、カナロコ
http://www.kanaloco.jp/

を開設した2005年に、件の友人が研究室に在籍していた関係でゼミに招いていただき、学生の方たちと意見交換しました。

美しいけれど、指導は厳しく、笑顔でバッサリ!という感じのようです。
関心のあるかた、ぜひ足を運んでみてください。







閲覧数8,125 カテゴリNote コメント10 投稿日時2007/10/17 18:22
公開範囲外部公開
コメント(10)
時系列表示返信表示日付順
  • 2007/10/18 01:20
    ライターの端くれ(半平社員半ライター)として実に興味深い研究会なのですが、残念ながら仕事です。

    レビュー待ってます!!
    次項有
  • 2007/10/18 01:54
    鉛筆hopeさん
    >ALETTA1500GTさん
    こんにちは!
    わたしもいけそうにないので、半学生半記者の友人にレビューをしてもらいたいと思います。

    Tさん、この項お読みでしたら、よろしくでーす。
    次項有
  • 2007/10/18 12:22
    半学生/半記者さん
    くだんの半学生/半記者です。

    >美しいけれど、指導は厳しく、笑顔でバッサリ

    うははっ。なんだか怖そうな印象ですね。一番弟子の立場からもう一点つけくわえるとすれば、

    「博覧強記なのにちっともエラそうじゃない」

    自我が肥大化してしまった“オレってすごくなね?”、“見て見てワタシを見て”みたいな人たちとは正反対の学者です。
    次項有
  • 2007/10/18 22:45
    鉛筆hopeさん
    >半学生/半記者さん
    うははは、この名、気に入ってもらえたらうれしいです!
    林先生って、わたしとそう御年が変わらないのを知り衝撃…。天才っているんですねぇ。
    しかも美しいし。

    公開研究会のご感想、ご自分のブログにアップしてくださいね。リンクしたいと思います。よろしくでーす。
    次項有
  • 2007/10/20 10:59
    sugi-さん
    行ってみたいですが、20日は無理ですな。
    次項有
  • 2007/10/20 16:01
    shinoさん
    ああっ。残念。いま知りました。
    次項有
  • 2007/10/20 16:10
    鉛筆hopeさん
    市民メディアをつくりあげていく視線と、地域情報化を推進していく視線。
    微妙に重なっていそうで、異なっている感じがする。

    ひとつおもうのはマスメディア批判というのは、ネタのひとつではあるけれど、少なくとも提案型ではないなー、と、マスメディアの隅っこにいるものとしておもったりしている。

    ひとは楽しいものの方に動く。
    だから「どうしたらいいの?」っていうときに、
    「地域情報化」「地域SNS」という概念やツールが自分にとっては、答えの一つ、であったりする。

    >半学生/半記者さま
    いかがでしたか?研究会。。
    林先生の地元・ヨコハマでも、こんどこんな公開研究会やりましょう。。
    弊社主催でできるといいんだけど。(小さな声…)
    (林先生の経歴を拝見していたら、ドイツの日刊紙のことをテーマにした論文を書かれていましたよね。興味あります。)

    面白いテーマ設定あったら、教えてくださーい。
    次項有
  • 2007/10/23 16:02
    半学生/半記者さん
     遅くなりましたが、簡単に私の問題意識と照らしてお伝えします。イベントの概要はウェブサイトを見てください。

     まず、タイトルの「ジャーナリズムとメディア・リテラシーとの対話」がポイントです。なぜあらためて「対話」なのか。

     大学では、①ある意味古典的なジャーナリズム研究と、②メディア・リテラシーを含むメディア論研究--は、あまり対話していないのです。カバーする領域が重なっていても、理論枠組みが違うということですね。

     まず、林先生のプレゼンで面白かったのは、欧州におけるジャーナリストの定義が、ドライに仮決めされていること。「一定程度(5割以上とか)、ジャーナリズム界から収入を得ている」という国もあれば、国家試験を用意している国もある。一方、日本では、弱者の味方であるとか、表現の自由を守る人であるとか、かなりウェットであることです。日本の司法は「報道機関」という言葉を用いて判例を重ねている点も着目すべきですね。

     このほか林先生のプレゼンの中で「ぎょっ」と思ったのは、某欧州の国では500万部の発行部数を誇る大衆紙が読者に「市民記者証」つきのハガキを送って、無料で情報収集できる仕組みを作ろうとしていることや、呼応した市民が「にわかパパラッチ」と化していることです。一概に「市民参加だから善」といかない点にジャーナリズム研究の難しさがありそうですね。むろん、林先生は、市民参加によってジャーナリズムが強靱になり、メディアリテラシーとの「協働」が重要と結論されていました。

     気になったのは、やはりリップマンvs.デューイ論争という枠組みを提示されていたことで、毎回のようにココに立ち返らなければならないのか、と思ったこと(自分も修論で立ち返りましたが、、、)。

     もう一人のプレゼンター、下村健一さんは元tbsのジャーナリストで、本人曰く「餓死防止のため」週の半分をtbsの仕事をしつつ、メディア・リテラシー実践をされています。

     複眼的な視点でニュースを伝える古くて新しい手法の紹介や、メディア・リテラシーという言葉を発することなく、実践をすることの重要性などを強調されていました。下村さんは映像の人なので、プレゼンがとても魅力的。さすがですね。

     ただし、気になる点も。下村さんは東大卒→tbsジャーナリストというエリートで、かつ、メディアリテラシーについても詳しく、市民や報道機関を啓発する側に立っているという点。リップマンがいうところのエリートに見えて仕方がありませんでした。話を聞いていると、非の打ち所がどこにもなさそう。内容よりも下村さんのジャーナリストとしてのすばらしさが印象強すぎて、言説内容が記憶に残りにくいというのは皮肉です。
    次項有
  • 2007/10/23 21:35
    鉛筆hopeさん
    Tさん、コメントありがとうございます。
    リップマンvs.デューイ論争・・。
    つねに出てくるこの論争のこと、ちゃんと勉強しておかなあかんかなー。
    わたしはデューイ派って、言われたんでしたっけ?

    下村さん、なぜ、メディアリテラシーのことが気になってしかたなくなったのでしょう。
    そういうきっかけをぜひうかがいたいものです。

    マスメディアが「これがニュースである」と価値付ける権威の由来はどこから来たのでしょうね。
    だれに委託されたのでしょう。
    どこかに正しい答えはあるのでしょうか?

    最近の不思議です。




    次項有
  • 2007/10/24 15:18
    半学生/半記者さん
    hopeさんは、(大変失礼な決めつけですが)8割がたデューイ派だと思いました。ぼくは最近デューイ度が低下してきました(笑)。リップマンの『幻の公衆』を読んだからかも。

    イベントについては、ぼくなどよりもシッカリまとめて紹介してくれているサイトがありました。こちらのほうが分かりやすいです。
    http://blog.kahoku.co.jp/web/archives/2007/10/post_136.html

    ところで下村さんは謎です。なんか模範的な人のように見えて、、、一方的な送り手の側にいることの不安のようなものがあったのかなあ。

    >「これがニュースである」と価値付ける権威
    おら、おら、おら! 天下の○○新聞サマがニュースだと言ってるんだから、ニュースなんだよ!おまいら黙って読んでりゃいいんだよ(爆)
    ・・・というのは冗談で、ニュース価値論はけっこう研究されてきたのではないかな。冷戦時代、東側におけるニュース価値と、西側におけるそれとはずいぶん違っていました。南側のニュース価値も違っています。日本の新聞社も、現在と戦時中とでは価値が大きく変容しているはず。
    委託してるのは、、、、ケースバイケースですね。
    次項有
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