訪問介護の仕事では、全行程自転車です♪
横浜の町、主に中区、南区、磯子区を担当していますが、 よく出会うお地蔵さん☆
お地蔵さんって・・・実はどういう存在なのでしょうか?
中区伊勢佐木町にある「子育て地蔵尊」
伊勢佐木町7丁目にあり、今でも6月~9月の1と6のつく日には縁日が立ちます。 一六地蔵とも呼ばれています。
地蔵菩薩は、サンスクリット(梵語)では「クシティ・ガルバ」というそうです。 クシティは「大地」、ガルバは「胎」とか「蔵」と訳されています。 つまり、「大地の母胎」という意味だそうです。 地蔵菩薩は、インドの大地の神さまの一種で、財宝をつかさどる神であった・・・ というのが定説だそうです。 菩薩とは、道を求めて修行中の身をさす言葉。
お地蔵さんが、人々の間でもてはやされたのは、わけがあり、 それは現世利益と深く結びついている仏様だったからだそうです。 お地蔵さんは、弥勒菩薩が仏になるまでにこの娑婆世界で、人を救ってくれる存在。 色々なものに姿を変えて、八面六蔵の大活躍をするということです。 長寿、子育て、五穀豊穣、などなど・・・昔から人々はお地蔵さんにお願い事をしたのでしょう。 「これこれ石の地蔵さん・・・♪」なんて、 流行歌にも登場し身近な存在といて親しまれて来たお地蔵さんたち。。。
真言は・・・ 「オンカカカビサンマエイソワカ」 「類いまれなお地蔵様」という意味だそうです。
大岡川の黄金町駅から南に行った「道慶橋」に佇む「道慶地蔵」
その昔(っていつなのか?)、村人のためにここに小さな木の橋を架けた僧、 道慶さんの名にちなんでつけられたそうです。
石川町駅の裏から山手に上がる坂、「大丸谷坂」には 「大丸谷坂地蔵」が立っています。
かつてチャブ屋があったこの辺りですが、大正12年の関東大震災では 被害が大きかった場所だそうです。 ここのお地蔵さんは供養の意味も込めて建てられたのでしょう。
ここより少し南区寄りへ歩いた場所に亀の橋という中村川に架かる橋があります。
このお地蔵さんは2代目で、右に立っているお地蔵さんが昔は亀の橋から山手に上がる「地蔵坂」の途中に立っていました。
このお地蔵さんの謂れは・・・昔々、根岸に身売りをされた娘が、辛くて身売り先を逃げ出し、坂の途中のお地蔵さんの前で休んでから海に身投げしたそうです。 翌日、お地蔵さんはびっしょりに濡れて海藻が身体を覆っていたそうです。 身代わり地蔵的か感じでしょうか? 昔から地域の信仰を集めているということです。
横浜の街には、まだまだ沢山のお地蔵さんたちがいらっしゃるでしょう。 これからもどんなお地蔵さんに出逢えるのか・・・楽しみにしてチャリで走ることといたしましょう♪ |