昨日は、午前中に仕事でご訪問をし、
午後から トンネルを抜けて、本牧へ行きました。
本牧は、日記でたびたび触れています。
その本牧には 横浜の人は知っている´80年代に出来た「マイカル本牧」、
また 数年前に開店したイトーヨーカドー、
また、近くの新山下には安くて便利なディスカウントショップなども数店あります。
私も車でそんなところへ買出しに行き、便利だな~と思うことは思います。
訪問介護のメニューの中には ●買い物 があります。
外出がままならないご高齢者の方に代わって または同行での
そんな買い物は どちらかというと、スーパーよりも街の商店街の方が多いんです。
「あの店のあれを買ってきて。分からなかったらきけばお店の人が教えてくれるから・・・」
と、そんなご依頼も。
ここ 本牧エリアへの訪問介護も何軒かあった(今はたまたまない)ので、
商店街のお店をいくつか知って、休憩や移動中に自分でも色々なお店に入ってみたりしていました。
そんな少し馴染みのある商店街では、去年から「商店街うんちくツアー」というのが行われています。
よんなんさんから いつも情報を戴き、楽しみにしています。
集合場所となった 「中本牧コミュニティハウス」
今回は 第4回目でした!
第3回以外は 1回目、2回目と参加して 色々なお店で「うんちく」をお聞きしました。
昨日はオトモダチも2名参加、そして会場に行ってみると
休憩でたまに入っていた 喫茶店アンデルセンでお会いするおじ様や、
オトモダチのお友達が2名、たまたま参加など・・・知り合いが多いので驚きつつ
二つのグループに分かれて、商店街を歩きました。
今回のテーマは、、、
「半てん、せんべい、アロハシャツ」です☆
私たちのグループが最初に伺ったお店は、「白馬屋煎餅店」です。
「しらまや」と読むそうです。
表通りの商店街ではなく、住宅街をどんどん歩いてゆくと
そこにひっそりとある「せんべい」屋さん。
「どうぞ中へ~」の声でおじゃますると・・・
なんとも懐かしく 素朴なディスプレイのおせんべい☆
その製造工程をみせていただきました。
出来立ての ほかほかしっとりせんべいを戴き、みんなでいただきました!
おききすると、醤油、胡麻、砂糖の 三種類しかないそうですが、
昭和9年 関内の常盤町で創業され 本牧には戦後の昭和25年に移転されて
創業当時からのお客様はもちろん、
多くのファンの方々がいらっしゃる知る人ぞ知るおせんべい屋さんらしいのです。
桂歌丸師匠、故壇一雄さんなどもお客様だ(だった)そうです。
遠方から 車で買いに来る方も多いとのことでした。
今、検索してみたら・・・「食べログ」あった!
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140106/14038524/
続いて伺ったのは、商店街の中にある「安田屋呉服店」です。
店先には洋服が並んでいました。
でも、店内におじゃますると・・・粋な半てんが!
足袋も粋です
本牧には 永禄九年(1566年)から四百年以上受け継がれている 「お馬流し」という神事があります。
(今年は 8月の6,7日だそうですよ)
神奈川県無形民俗文化財、及び神奈川県民俗芸能五十選に指定されている行事です。
お馬流しとは:http://www.honmoku.or.jp/rituals/
そこで、6町内の方々が着る半てんを 安田屋さんが作られているとのこと。
ご主人のうんちくをお聞きしました
ツアーの後で、会場にもいらしてくださり、半てんの作り方など詳しく教えてくださいました。
お店のHP・・・http://gofuku.yasudaya.info/a/yasudaya.info/gofuku/
せんべい 半てん と続き・・・3軒目はアロハシャツです。
去年、仲間で行った「本牧ツアー」でお邪魔して、すっかりお世話になった野田さんのお店
「本牧OZ」です。
本牧に米軍施設があった頃(1982まであった)、アメリカ人がお買い物をしたお店。
衣類に雑貨、母国へのお土産品などなど・・・
当時の珍しい電話機など、そのまま現役で使っているそうです。
いつもの野田さんトークで、
アロハシャツについてお聞きしました。
アロハシャツはハワイでは正装であり、ハワイアンシャツとして認識されている。
起源については諸説あるみたいですけど、野田さんのお話では、
ハワイに渡った日本移民が、持参品であった着物をパラカ(ヨーロッパの船員たちが着ていた上着)に仕立てて着たということ。
ふ~む、日本人が作ったと言っても過言でなさそう。。。
そのデザインパターンは様々あるようですが、ハワイの風景や植物、鳥や動物などなど、
どれも身を守るという意味があるそうです。
きちんとしたアロハは結構なお値段します。
でも、洗って干せばアイロンをかけずともパリッ! とするそうです。
着心地もちがうのでしょうね。
ここのお店、ロッカーTシャツなども色々あります!
いかにも本牧らしいお店のひとつです☆
そんなこんなで、「半てん せんべい アロハシャツ」の意味も解かり、
楽しかった 「商店街うんちくツアー」は終了いたしました。
しかし、店主さんたちの うんちくは・・・熱い!!
会場に戻って お土産のおせんべいを戴き、冷たいお茶をいただきながら・・・
本牧地域の方々のお話をおききし、
この地域の方々が、本当に自分の住んでいる本牧を愛しているのだなぁ、と
つくづくと感心しながら、
自分はどうだろう、自分の地域はどうだろうと、 置き換えてみるのでした。
うんちくを聴かせてくださったオーナーさま、
本牧リボンファンストリート 中区地域振興課 うんちくツアー実行委員会
それぞれの皆さま、お疲れ様でした!
また5回目もあることを期待しています!