暫くMMDに逃げている間に、とうとう自作動力を諦めて既製品を使うことを決め、 非常事態宣言の一時解除時、動力部供出用に津川洋行製の7t移動機を購入した。 ・・・までは良かったが、予想した通り、動力部の軸間距離と現行のロケット号の テンダーでは軸受けの位置が全然合わない為、こっちも作り直しが確定。 ・・・地獄を見たこの切り抜きをもう一回やるのか・・・; ・・・やりましたよ、えぇ。 もう一回地獄見ましたよ、えぇ。 ラインが細いから力加減ミスると余計なとこまで切っちゃうからさぁ・・・; 動力部の寸法に合わせる為、全体的に前の物よりも一回り大きくなった。 幅は変わっていないが、縦方向、及び奥行が各1㎜ずつ大きくなっている。 軸受けの位置も中心寄りに変更。動力部の軸の中心に合わせてしまうと 軸受けの位置が前寄りになってしまう為、意図的にずらしてある。 テンダーの底板も切り出し、モーターと固定ネジを受けるダボの抜けを設けた。 強度面を考え、連結器の位置まで一体構造とした。 水槽の樽は旧品の物を一度切り開いて直径を6㎜から8㎜に変更し、底が抜けた状態で 再度取り付け。上手い事モーターが収まってくれた為、正面に樽の下の水槽を模して 覆いを付けてやり、これで完全にモーターが見えなくなった。 ネジ受けのダボが長すぎたので切除し、石炭を模した鉛板の積層ブロックを設置。 水槽の張出部分の裏側にも鉛板を積層して重量を稼いだ。 そんなこんなで、丸一日がかりでテンダーを作り直し、製作放置から7ヶ月、 ロケット号は再び自走可能となった。試しにテスト走行してみると、 これまでの自作動力とは比較にならない安定した走行ぶりを見せてくれた。 始動がややロケットスタート気味だが、まぁ許容範囲としたい。 さ~てと、あとは塗装を残すのみか・・・。
・・・こういうちっこい機関車がちっこい貨車を牽いている様子に 非常に愛らしさを感じる。解る人居ねぇかなぁこれ。 |