暑さ寒さも彼岸まで とは本当ですね。 今日は秋分の日ですが、急に秋めいた空気が漂い あの酷暑が遠い出来事のようです。
一週間前の9月14日~16日、南区に鎮座する 「お三の宮日枝神社」の祭礼がありました。
横浜の人は みんな知っている『吉田新田』
昔々・・・横浜がまだまだ開港もしていない頃 この地域は入海でした
江戸の商人 吉田勘兵衛が、幕府の許可を得、 埋め立て&干拓の大工事を行って 『吉田新田』を完成させたのは、寛文7年(1667)のことでした。 大雨で潮除堤が流されて失敗もあり、困難を乗り越えての事業は お芝居で 人柱になった「おさん」の伝説も生み、 今もそれが真実と思っている地域のお年寄りも多い。 (しかし、私も・・・伝説だけともいいがたい気もします)
大岡川と中村川に挟まれた 釣鐘状の地域は、現在の横浜の中心部 中区伊勢佐木町をはじめ、南区に渡って四十カ町を数えます。 初代 吉田勘兵衛は、江戸の山王権現(山王日枝神社)を勧請し、 新田の鎮守として 寛文13年(1673)にお三の宮日枝神社を創建しました。
★ここに日枝神社の写真を入れるつもりでしたが・・・ ファイルが大き過ぎて ダメでした~~~^_^;
☆南吉田町内会のHPに『吉田新田』のことが 詳しく載っています。 ここのHP 本当にがんばられてよく作られています♪ http://www.minamiyoshida.jp/modules/pico/index.php/…t0007.html
今年のお祭りは・・・ 私はいつもの商店街 横浜橋を通って神社まで行きました。 せっかくなので、今年は夜のお祭りをみることにしました。
こちらは山車が☆
富士見川公園に行くと 氏子さん達の「万灯神輿」の御霊入れが始まっていました。
『万灯神輿』
みなさんが担ぎ出すと、、、 光の加減かもしれませんが・・・ オーヴのような白い玉が沢山写真に写りました! (日枝神社の神様のお使いさん達? この地域の精霊さんたちかな? と思いたい私です^_^;)
いつもは静かな「お三の宮日枝神社」ですが、 この夜(15日)は、沢山の方々が 神社の境内でお祭りを楽しんでいました。
次の日(16)の昼間は、各町内からお神輿が出て 吉田新田を練り歩きました。 私も 買い物中にいくつものお神輿とすれ違い しばしお祭りに参加しました。
遠き日に、大工事を行った吉田勘兵衛さん、 吉田新田を守ったお百姓さんたち、そこに住んだ商いの人たち、 多くの人がこの地域に関わって来て そして今も。。。
お神輿の掛け声やお囃子と共に、街のエネルギーが響き渡った 「お三の宮日枝神社大祭」でした。
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