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TPP交渉では、お米、牛肉・豚肉の関税引き下げが焦点になっています。 「消費者は安く牛肉を買うことを望んでいる」 と、言う人もいますが、 安ければ、それでいいのでしょうか。 農林水産省の資料によれば 1985年(昭和60年)、日本の農業就業人口は約543 万人 田畑の面積も5,379 khaありました。 (農業就業人口は、専業農家と 兼業農家のうち農業の比率の高い農家の人口です) その後、ガット・ウルグアイラウンドなど 貿易の自由化が進み、 安い農産物がたくさん入ってくるようになるにつれて 農業就業人口は減少し、 2010年には、半分の261 万人 田畑の面積も4,593 … [続きを読む] |
「工業製品をつくるのが先進国、 農業をやるのは途上国」 私たちはどこかでそのようなカン違いをしてきたのかもしれません。 というのも、 農林水産省の資料を見ると、 先進国の食料自給率は、 アメリカ130%、フランス121%、ドイツ93% となっていて 同じ島国のイギリスでさえ65% もあるからです。 先進国の食料自給率推移のグラフを見ても、 (農林水産省のデータをもとにわたしがつくりました) アメリカ、フランス、ドイツが 近年、食料自給率を増やしていることがわかります。 見方を変えると TPP交渉でアメリカが 日本の農産物の関税引き下げをしきりに求めて … [続きを読む] |
食料自給率は、国内で消費される食料が どの程度国産でまかなえているかを示す 指標です。 食料自給率=国内生産量/国内消費量 国内消費量=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(または+在庫の減少量) この食料自給率は、国産の畜産物(牛肉・豚肉など)であっても 飼料(えさ)が輸入したものだと 国産には扱ってもらえません。 また、食料自給率にはカロリーベースと、生産額ベースの 2通りがあります。 カロリーベースの食料自給率は、 1人・1日当たりの国産品摂取カロリーを 1人・1日当たりの総摂取カロリーで割ったものです。 カロリーベ … [続きを読む] |
(「小林秀雄と渋谷陽一」 「ピンク・フロイドのカレンダー」の続きです) キング・クリムゾンの「コンフュージョン・ウイル・ビー・マイ・エピタフ」が 雑誌「ロッキング・オン」を生み出したことは 渋谷陽一社長が何回も語っているところだ。 ところが当のロバート・フリップは、作詞家ピート・シンフィールドの 貢献を認めていないようだ。 80年代の「ディシプリン」以降、 エイドブリアン・ブリューの書く、 文学性のまったく感じられない歌詞が キング・クリムゾンに採用され続けている。 「音楽は文学よりも優位である」 ロバート・フリップはそのこ … [続きを読む] |
中南米を旅していた若き日の小田実、 郷土料理を食べられる店はないかと地元の人にたずねたところ 教えられた店はアメリカ資本のファーストフードだった。 (『なんでも見てやろう』小田実) このような光景を世界中に拡げようというのが グローバリズムの正体ではないか。 TPPもその一翼をになっているのではないか。 そう思わせる新聞記事が出た。 「トヨタの店はなぜアメ車を売らないのか」 5月19日東京新聞朝刊。 アメリカ政府は日本の系列販売を 「閉鎖的だ」と問題視して 各系列に5万台のアメ車を売ることを要求している。 冗談のような話だが 実際、韓国政 … [続きを読む] |
環境市民の環境学習プログラム 「グリーンコンシューマーになろう!~食べ物編」では、まず 子どもたちの好きなメニュー、カレーライスやギョウザ、天ぷらなどが どのような食材で作られているのかを見る 素材分解をしてもらうことをまえにお話しました。 つづいて、それぞれの食材がどこから来ているのか 宿題として、 子どもたちにお店で調べてきてもらいます。 (油や小麦は、お店ではわかりませんので 図書館やインターネットで調べてもらいます) 次の時間、調べてきた結果を 食材のイラストに書き込み、 黒板の白地図に張り出してもらいます。 白地図が食材 … [続きを読む] |
ただすのもり環境学習研究所は、脱原発・環境関係の書籍と古着リメイク品の販売を行います。 遊びに来てください。 ★~ ☆~ 深川美楽市 ☆~ ★~ 美味な食べ物、健康で美しくなれる事、 美しい作品、楽しい大道芸が 歩行者天国に集まるよ! と き 2014年6月1日(日)12:00~17:00 ところ 深川資料館通り商店街 三好・白河三丁目界隈 地下鉄半蔵門線清澄白河駅下車 B2出口徒歩5分 ※雨天の場合も規模を縮小して開催します。 ●露店 深川猫 近堂 フィールドファインぎゃらりー Mille Feuille(ミルフィーユ) ice Bird、 … [続きを読む] |
(きのうのつづき) 病院の待合室にロック雑誌「ロッキング・オン」があるというのも、 なかなかシュールな光景ではある。 その病院は心療内科で 私は軽いうつ病と診断されていたりもする (評者の個人的な状況を述べて その中に普遍的な共感を見いだそうとするのも 創刊当時の「ロッキング・オン」のお約束だった)。 自分の将来が見えなくなったとき 私は発病したのではあるが、 では10代の私に なにがしかの未来はあったのか。 待合室で久しぶりに再会した「ロッキング・オン」は そのように問いかけてきているようでもあった。 当時愛聴していたのはキ … [続きを読む] |
昭和の頃、小林秀雄という文芸評論家がいた。 「無常ということ」に代表されるようにやたら難解な文章を書くのだが、 インテリ層(当時は自分を知識人と錯覚している人がたくさんいた)の ウケが良く、大学入試にもよく出題されたりした。 この小林秀雄、肩書きは文芸評論家だが 批評する対象は文芸作品にとどまらなかった。 クラシック音楽、古典、絵画、本居宣長という歴史上の人物など 多方面にわたる。 それにもかかわらず文芸評論家を名乗っていたのは、 対象のなかにテキストを見いだして、そのことについて論じていたからだ。 対象となるテキストと対峙す … [続きを読む] |
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