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書評「自由への道3」 サルトル著 海老坂武、澤田直訳 岩波文庫 日比谷図書文化館から借り出し 著者はフランスの有名な哲学者だが これは小説。 翻訳もこなれて読みやすい。 「自由への道1」「自由への道2」では 第2次大戦直前のフランスパリの退廃した若者文化 ロックンロール誕生以前に ロックンロールしたかったが ぼちぼち若者卒業を迫られている人たちを描いたサルトルだが ここでは 第2次大戦がいよいよ始まろうとする フランスのパリや周辺都市の人々の姿が描かれている。 「1」と「2」では主役だったマチウも ここでは登場人物の一人で 小説の連続 … [続きを読む] |
10月21日、来日中のFoEドイツの フーベルト・ヴァイガー代表理事 リヒャルト・メルクナー・バイエルン州理事が 菅直人元首相と会談し、 来春、ドイツで開催される脱原発・気候変動シンポジウムへの 出席と講演を要請しました。 FoEドイツは要請の理由として 来年が、ドイツで最初に原発が停止する 脱原発に向けた記念の年であることと 福島第一原子力発電所の事故が起こるまでは 原発の安全性を信じていた菅元首相が 事故を目の当たりにして 考えを180度転換したことをあげました。 「政治家が考えを変えるのは難しい。 180度変えたことは尊敬に値する」 とのFoEドイツの言 … [続きを読む] |
現在ではエアコン、冷蔵庫などの家電製品が 省エネ性能を競うように宣伝されていることが あたりまえになっていますが 2001年当時、 家電製品の省エネ性能(消費電力量)は 製品によりまちまち、というよりも 大きな違いがありました。 たとえば 買うときは安かった冷蔵庫が 使ってみると消費電力が大きく 電気代がかかることがあったり 反対に 値段は高くても電気代は安くて済む 冷蔵庫もありました。 これでは、消費者は 何をどう判断して家電製品を買えばよいのか よくわかりません。 そこで 「製品価格と平均使用年数の電気代と合わせた金額」が いくらにな … [続きを読む] |
私たちには力がある グリーンコンシューマー(Greenconsumer)という言葉が使われるようになったのは、 1988年、イギリスでジョン・エルキントンとジュリア・ヘインズの共著 『グリーンコンシューマー・ガイド(The Greenconsumer Guide)』が 出版されてからのことです。 この本は、 イギリスの人たちが毎日買って使っている商品が どこでどのようにして作られているか、 使うときや捨てたあとに 環境にどのような影響を与えているか について紹介しています。 あわせて どの系列のスーパーが環境対策に熱心かを調べて 5つ星満点(5段階評価)の評価結果を公表しました。 この … [続きを読む] |
「旬の野菜」と言えば、季節の野菜 その野菜が一番出回る時季のものを言いますが 言葉本来の「旬」とは 「味の一番良いとき」(『新選国語辞典』)のことです。 「あの芸人さんは今が旬だね」と言えば その芸人さんが売れに売れて どの番組でもおもしろい話術やさえた芸を見せてくれていることを言います。 ですから野菜についても 「旬」はその野菜が一番充実している時季、 だから味が一番おいしくて、栄養価も高い と言えるでしょう。 第2章で見たように 旬(夏)のトマトは冬の2倍のビタミンCを含んでいます。 「トマトは栄養があると思っていたのに 冬に食 … [続きを読む] |
福井県池田町は農業から環境のまちづくりに取り組んでいます。 その具体策が、独自の農産物認証制度 「ゆうき・げんき正直農業」です。 池田町の農家の多くは米作り農家です。 野菜はもっぱら自家消費のためにつくられてきました。 このため 有機減農薬に近いかたちで栽培されていたのです。 認証制度は、これを活かすかたちで始められました。 認証制度には3段階あり、低農薬栽培から 完全有機栽培に誘導できる仕組みになっています。 認証シールも各段階によって色分けされています。 第1段階 低農薬・無化学肥料栽培(ふちの黄色いシール) ・作物ごとの管理 … [続きを読む] |
マンションの老朽化と東日本大震災の後遺症で 台風のとき、サッシの隙間から雨が吹き込むようになってしまいました。 そういううちがマンションの7割もあったことから全戸のサッシ取り替え工事がおこなわれることになり、けさ、我が家でも工事がありました。 |
2002年、中国産冷凍ホウレンソウの中から 基準値を超える農薬が検出されたことをきっかけに 健康を考える人たちの中から 農薬を減らした低農薬栽培や 農薬をまったく使わない無農薬栽培 を、求める声があがりました。 日本では 第2次大戦直後の食料不足を克服するため 化学肥料と農薬を使った栽培方法が奨励され 生産高をあげてきました。 これも見直されることになったのです。 化学肥料は、植物の生育に必要な栄養素を含んでいるはずなのですが それにもかかわらず 化学肥料による栽培を続けていると 土に含まれる栄養素が少なくなり(土地がやせてくる) 農作物 … [続きを読む] |
もともとは佛教用語 「人と土(環境)とは一体であって、切り離せない」 という意味でした。 これが明治時代に食養会の提唱する 「地元の食品を食べると身体に良く、 他の地域の食品を食べると身体に良くない」 という説と出会い 「住んでいる土地の季節の野菜(旬のもの)を 食べるのは身体によい」 という意味で使われるようになりました。 「三里四方(二里四方、四里四方ともいう)」も 同じことで 「住んでいるところを中心に三里四方でとれる 旬の野菜を食べなさい」 ということです。 身土不二は、近年、地産地消の スローガンになっています。 地産地消 … [続きを読む] |
私たちの暮らしは多くの資源やエネルギーの消費で成り立っています。 たとえば車は 鉄鉱石や石油といった資源をエネルギーによって 鉄板やプラスチックに変え、 部品をつくり、 組み立てられて 私たちのところに届けられます。 このように 資源やエネルギーは国の内外と言わず 世界中から ‘商品’というかたちで運ばれてきて 買い物によって 私たちの暮らしの中に入ってきます。 私たちの暮らしは 商品を通じて 世界中の生産者(作り手)や流通業者(売り手)と つながっています。 同時に 買い物をすることなく暮らしていくことが とてもむずかしい社会になっ … [続きを読む] |
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