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環境マンガ家ハイムーンさんの作品に 「賞味期限がごみ起源」というものがあります。 冷蔵庫の前に立つお母さんが 賞味期限の切れた食品を手に 「しまった~」という表情をしています。 その食品の下にはポリバケツがあって ただちにごみになってしまうことを暗示しています。 「賞味期限などが過ぎてそのまま捨てられた食品が 生ごみ全体の10%を占めています」(出雲市) と、あるように 手つかずの食品ごみは、先にご紹介した京都市だけでなく 日本中どこでも発生している問題のようです。 そしてハイムーンさんの「賞味期限がごみ起源」は 賞味期限の過ぎた食 … [続きを読む] |
じっぴコンパクト新書161 『出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなのか?』 久能木紀子著、実業之日本社、2013年9月19日発行 762円+悪税 去年60年ぶりの遷宮が行われ、 今年は代々宮司をつとめる千家家と天皇家との婚約が発表されるなど 何かと注目を集めている出雲大社についての ガイド本ではあるのだが。 「出雲大社をめぐる謎」 「大国主大神をめぐる謎」 「出雲大社成立の謎」 と 「謎」をキーワードに 読む者の知的好奇心を刺激してくる。 神殿は南向きなのに 御祭神、大国主大神は神殿の中で西を向いて 参拝者を向いていない、というのは、 よく知られた謎のひ … [続きを読む] |
この写真なんだと思いますか。 まだ青々とした野菜があります。 袋詰めのそばやうどんの生めんもあります。 トレーに入ってラップをかけられているのは 魚介類でしょうか。 白いパックは納豆ですね。 これは、家庭から出た手つかずの食品ごみ 100世帯3日分のごみから出てきたものです。 (2006年、京都市提供) ハンバーガー・チェーンやコンビニエンスストアから まだ食べられる食品がごみとなっていることは すでにお伝えしましたが まだ食べられる食品を捨てているのは 家庭もおなじだったのです。 京都市が家庭から出る生ごみを調べたところ 38%が食べ残し そ … [続きを読む] |
時間が来たら捨てられてしまうのは チェーン店のハンバーガーばかりではありません。 コンビニエンスストア(コンビニ)で売られている お弁当やおにぎり、サンドイッチもそうです。 2002年(平成14年)の食品リサイクル法改正で フランチャイズチェーン(商店主がコンビニ名を借りる経営方式)であっても 本部は各店舗に食品リサイクルを指導することになりました。 それでも、売れ残ったお弁当などが捨てられていることには 変わりがありません。 売れ残ったお弁当がリサイクルされたことで 別の問題が明らかになりました。 福岡県の養豚場で、 豚のえさに賞味期限 … [続きを読む] |
アニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」でタヌキたちが食べていたハンバーガー 環境市民が小学校で行った環境学習では、 子どもたちに食べ物ごみの問題を考えてもらうに当たって まず、スタジオ・ジブリのアニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」の ワン・シーンを見てもらいました。 「平成狸合戦ぽんぽこ」(高畑勲監督、1994年)は、 開発が進む多摩ニュータウン(東京都)に生息していたタヌキたちが その化学(ばけがく)を利用して 人間への抵抗を試みる物語です。 問題のシーンは、 タヌキたちの作戦会議のあと 「腹が減っては戦(いくさ)はできぬ」と マクドナルドのハンバーガ … [続きを読む] |
6月21日、出版クラブで開催された 「第19回ライターズネットワーク大賞授賞式」に参加 進行係りをしてきました。 フットワーク賞 福岡の田島安江さんが共訳・編集にたずさわった劉暁波の『詩集 牢屋の鼠』 マイルストーン賞 片岡恭子さんの『棄国子女~転がる石という生き方~』 ライターズネットワーク大賞 久能木紀子さんの『出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなのか?!』 授賞式に先立って ブックコーディネイター、クリエイティブ・ディレクター、下北沢B&B共同経営者の内沼晋太郎さんと ダイヤモンド・ビッグ社代表取締役 社長の藤岡比佐志さんとの … [続きを読む] |
「日本の工場でつくっている冷凍ギョーザだから安心」と 消費者には思わせておいて 実際には、強力な農薬を使っているのが疑われる 中国産野菜を原材料に使う。 このようなことが、私たちの身の回りで起こっています。 「地球にやさしいヤシの実洗剤」は、 再生可能なヤシの実を原材料に使っていることから 石油を原材料とする他の洗剤に比べれば 「地球にやさしい」と宣伝されています。 ヤシの実を原材料に使ってはいますが ヤシの実油からつくられているのは 石油由来の洗剤とおなじ界面活性剤です。 界面活性剤は下水処理場で処理しにくく 魚のえらを破壊するこ … [続きを読む] |
10年前(2004年前後)にスーパーの野菜売り場を席捲(せっけん)した 安い中国産野菜でしたが、 最近(現在は2014年)その姿を見なくなりました。 きっかけとなったのは 2007〜'08年に起こった中国製冷凍ギョーザへの農薬混入事件でした。 事件そのものは中国の従業員が注射器を使って農薬を注入したとして 逮捕されて解決しました。 話はそこでとどまらず、 前後して、中国の家庭では 野菜についた農薬を 専用洗剤を使って落としていることが 日本のテレビで報じられたことから 中国産野菜にとっては、 大きなイメージダウンとなったのでした。 それでは中国産野菜は … [続きを読む] |
ライターズネットワークの仲間で 横浜市在住の竹中さんの娘 まりもちゃんが ズーラシアCMのナレーションをつとめています。 http://youtu.be/kILgS91uFik ![]() まりもちゃんとは去年のライターズネットワーク大賞でごいっしょし 今年も、今月21日の大賞授賞式で 司会をやってもらうことになっています。 (構成台本をわたしが担当) |
「冬のトマトがエネルギーの浪費というなら いったい何を食べたらいいの!?」 という若いお母さんの悲鳴が聞こえてきそうです。 大丈夫です。 日本には四季折々の野菜があり、 冬には冬の野菜があるのです。 今日、大手のスーパーに行けば トマト、きゅうり、ほうれん草などは 一年中売っています。 それでも、商店街の八百屋さんに行けば 夏にはトマト、きゅうり、ピーマンが大量にならび、 値段も安くなっています。 冬にはほうれん草やはくさいが大量にならび、 トマト、きゅうり、ピーマンは姿を消すか あっても量が少なく しかも高く売られています。 こ … [続きを読む] |
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