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2012年02月19日(日) 

濱のリリーなどと名乗っているからには、

やはり濱のことを書き綴らなければ・・・ という使命感を今年も抱きつつ 

見聞したことを忘れないためにも書き残そうと思います。

 

「横浜の伝説と口碑」(横浜郷土史研究会・昭和4年刊)に 

「龍に因める横浜の地勢」なる一文があります。

 

~開港以前の横浜の姿を神奈川の台場から眺めてみると、

あたかも「蒼龍が海波に蹴って躍り出たかのやうに見られる」として、

龍の首~尾に至るところに寺社が建てられていることを記している~

 

と、横浜の龍脈について 解説しているのです。
(横浜の山手の龍脈(気の通り道)には、その頭~尻尾にかけて寺社が点在し 

レイルラインを作っている)

 


龍脈の主要な場所(多分)に訪問中何度か訪れていた私は
その場所を個人で大切にお守りされている 

Nさんにお話を聴く機会を得ました。

 

『青龍弁財天』 様。

それは 今年に入ってすぐの巳の日のことでした。


チャリで 結構長い距離を 住居のある南区~磯子区まで移動。
その帰りに 磯子区から南区に入った区界にその鳥居はあるのでした。

 

 

 

 

この日、初めて青い旗が立っているのを拝見する・・・
と お堂の中から 一人の女の人が出てきました。
私をみるとにっこり笑って・・・
「今日は巳の日だから お参りに来てくださったのですか?」
というのです。
「いえいえ、たまに来させて戴いているのですが、

今日が巳の日だというのは知りませんでした。
こちらの弁財天様と巳の日とは、関係あるのですか?」
とお尋ねすると・・・
「ハイ、そうなんです。今、主人を呼んできますね。」
そう言ってその女性は、お堂の前にある

ステキな洋風のお家に入って行かれました。

「こんにちは。よくいらっしゃいました~」

と、笑顔でお家から出てこられたお若い男性。。。

お堂から出てこられた女性の旦那さまのK・Nさんでした。

実は、Kさんのお父上から  

去年、この弁財天のことは少しお聴きしていたのでした。

 

去年の春 、「古横濱村」の研究をしている友人のガイドで
横浜の龍脈を回るツアーをやったときに 

その友人が、ここに連れて来てくれたのです。

 

横浜の中心部に近いこの場所に 

このようなお堂がひっそりと建っていること
そして、そのお堂の中が綺麗に祀られ (その際に勝手にお参りさせて戴きましたm(__)m)、
周囲の景観も美しいことに 参加者一同が感激した場所だったのです。

たまたま私の月曜日の訪問先の途中に位置しているので、

時々帰りに一人でお参りさせてもらっていました。
その時に偶然 ここをお守りしているNさん一家のお父様に出会い、

ちょっとした謂れをお聴きした・・・ということなんです。

そして その巳の日には 更に息子さんであるKさんから、

この弁財天さまにまつわる 不思議なお話を聴くことになったのでした。

 

 

その2に続く~~~

 

☆お参りに行ってみたくなった皆様へ☆

 

青龍弁財天さまは、Nさんの敷地内におまつりされています。

 

お参りする際には、Nさん、ご近所にご迷惑がかからないよう 
静かに訪れましょう!ではあ~りませんか^^ 

 


閲覧数6,027 カテゴリ横濱物語 コメント2 投稿日時2012/02/19 23:12
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2012/02/20 06:09
    冬桃さんのところで読ませていただきました。
    こちらも楽しみです。
    その2、待ってますよ~
    次項有
  • 2012/02/20 20:49
    > よんなんさん、

    こんばんは。
    本牧のツアーの報告会でお会いできるのを
    楽しみにしています^^
    横浜の各地域には、地方に負けない
    昔からの貴重なお話が残っていますね☆
    次項有
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