青龍弁財天よりも、白蛇弁財天よりも、
「何もない栃木の風景」がいいです。
そしてもっといいのは、
原っぱに座った少女!
青龍弁財天の話はやめて、こっちの話にしてくれません?
こんばんは。 突然ですが、この写真は私の故郷・栃木 焼き物で有名な益子近くの 実家の前の風景です。 今月の初めに 帰省したとき 撮りました(早朝なので、東の空が明るいでしょ♪) この木の手前に 生まれ育った家があります。 幼い頃、両親が共稼ぎで 兄は6歳年上でよく出かけており 一人夕暮れ時に留守番をすることが多かったのですが、 この山の裾野に ときどきちらちらと灯りが点滅するのをみることがありました。 多分、農家の人が何かやっていたのだと思うのですが、 雨上がりの靄がかかった夕暮れに そんな灯りをみると、 子供ながらに幻想的な気分になったものです。 帰宅した父にその様子を話すと、 「あ~っ、それは狐の嫁入りに違いない・・・」などと言われました。 今思うと、父親も なかなかイカシテましたね。 黒澤監督の「夢」に 狐の嫁入りが出てきますが、 幼い私は、本当に映画のあのようなシーンを想像していました。 現在、高校生の姪っ子は、「早く都会に行きたい!」と東京や横浜への憧れを抱き、大学はこっちへ出てこようと思っています(かつての私もそうだったが・・・) でも、そんな姪も この写真の田舎町で幼いときには 色々な事象を見聞したようです。 現実にはいないオトモダチ、妖精のような存在が家の周囲にいて・・・ 大人の私たちにはみえないのだけれど、姪だけにはみえる。。。 そんな存在に姪は名前も付けていました。 「青龍弁財天」に行き、K・N様からお話を伺っているときに 故郷の風景や昔感じた諸々を思い出した私でした。 また、この写真の山の下には、昔から真岡鉄道というのが走っていて 今は週末にSLが走っています。 平日は、一輌だけの小さな電車が走っています。 その電車で真岡を越えて 小山方面に行くと、久下田という駅があります。 その駅から行ける・・・『白蛇弁財天』という神社があります。 元々ヒンズゥー教の神様で、「サラスヴァティー」という サンスクリット語、
しかし、中世以降 弁天さまは、宇賀神(出自不明の蛇神)と習合し、
近世になって 七福神の一員としての信仰が・・・ 日本では、水辺、池、泉などに深い関係のある場所に祀られることが多いとのこと。
・・・なかなか「青龍弁財天」の本題に入るまで 長い~~~
ということで、次回へ続く~~~ |