2014年01月18日(土) 

藤沢市の引地川沿いにある八部(はっぺ)公園、通称鵠沼運動公園の一角には、野球場とプールの

建物の陰に隠れるように、あるものが保存もとい展示されている。

それがこちら。大きく立派な屋根が掛けられ、保存団体の手によって定期的に清掃と手入れが施され、

海沿いの立地にありながら、比較的良好な状態で、鈍く輝くその巨体をそこに休めている。

 

その機関車こそ、C11-245号、通称「しおかぜ号」である。

大学から比較的近い場所に保存されているので、前々から気にはなっていたのだが、

色々と忙しかった為に中々来る機会に恵まれず、先日(1/16)やっと訪ねる事が出来た。

  

特製の「しおかぜ」のヘッドマークとともにプラットホームが作られ、さながら駅に佇んでいるようにも見える。

しかもホームの方は上記の駅名看板の他、実際のホームのマーキング類も再現されてるという拘り様。

 

側にはC11-245号についての説明が当機目線で書かれている。この手のやつって結構珍しいんじゃないかと

勝手にそう思っている。一緒に保存されている腕木信号機がまた結構いい味を出しているのである。

で、近寄ってみて初めて気が付いたのだが、よく見ると各動輪のカウンターウェイトの部分に、動輪の

製造年と思わしき刻印が刻まれていた。写真は第二動輪だが、第一、第三動輪にも同様の刻印が。

但し、どういう訳なのか、第一動輪のものはメーカーのみで製造年がなかった。どういうことなの・・・。

帰り際、駅名表と一緒に。大体こんな感じでC11-245、「しおかぜ号」訪問終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下おまけ的な何か。

ホームに佇むその汽車は、じっと信号を見つめ、その時が来るのを待っている。

目の前にある信号が、バタンと「進め」を示すのを、今か今かと待ち続ける。

けれど、本当は汽車は知っていた。目の前にある信号は、決して「進め」と言わない事を。

あの信号が「進め」と言うのは、夢の中で十分だ。夢の中なら、いつでも何処でも、走って行ける。

なにせ、私は人気者。私が居なくなったなら、きっと皆は寂しがる。だから、私は此処に居る。

ホームに佇むその汽車は、西日を受けて呟いた。射し込む西日に、黒い車体がきらめいた。


閲覧数2,562 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2014/01/18 20:21
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