・・・新型コロナウイルスの影響で、ありとあらゆる事が 延期・中止になり、そのうえ不要不急の外出を控えるように 言われてるせいで、いつ来るかわからない感染の恐怖に怯えながら 何も出来ず、何処にも行けず、ただひたすら職場と家の往復の日々。 ・・・もぉぉぉうッ、限界だッッッ!!! 完成するまで情報公開を最小限にしようと思ってたんだが、 色々溜まりすぎて我慢の限界に達した為、やることもないので 現在制作中の”あいつら”の製作過程を途中報告しようと思う。 このラフ画を公開した時点で大方ネタバレしてたんが、今回は をNゲージトーマス規格で作ることにした。というのも・・・、 2019/3/23・24に開催されたトーマス運転会にて、主催のネスさんから お土産にゴードンの顔をもらってしまった為、悩んだ末、結局作ることに。 ぶっちゃけた事言うと、運転会の時点では作る気は全くなかったのである。 この素晴らしい前例があるもんで。 ・・・無言の重圧より期待の眼差しの方がよっぽど怖いんだね。 動輪の製作方法は前作のシティ・オブ・トルーロと丸っきり同じなので割愛。 ギアボックス、及びギアはジャンク品のTOMIXのEF64の旧品を流用。 今回は3軸の機関車なので、もう一組軸を通すためにフレームを設けた。 3軸目はTAMIYAの3㎜プラパイプ切り出しで対応しているが、正直 この方法はあまり適切ではなかったかも知れないと今更ながらに。 プラパイプが太い故、その分抵抗が・・・; シリンダーブロック兼補強。他にもギアボックスが動かないようにする為の 切り欠きやら押さえやらも一緒に取り付けた。 ランボードは段違いになっている為、切り出し後の調整にはかなり難儀。 切り出したままでは全然強度が足りない為、瞬着で固めたうえで後から 補強の角材を追加した。どっちみちランボードの厚み表現する板付けるし。 ランボード上に出ているこの部品も取り付け。機関車の構造を考えると、 この部品は台枠の表現をしているのかなとも思うのだが・・・。 で、ある意味今作最大のネック、ボイラーの製作。 まず、円周率からボイラー径に必要な数値を割り出し、 それを基にペーパー切り出し。その後、火室の部分に 切り込みを入れて分離、残りの部分を少し湿らせて丸めた。 形が整った後、モーターが入る分の切り欠きを設けた。 ランボードの傾斜に合わせて余計な部分を折り込み、そのまま ランボードとののり代として利用することとした。 仮にゴードンの顔を合わせてみると、見事にドンピシャ。 すげぇ、流石俺様(←違げーよアホ) 先台車はプラ板で作ろうと思っていたのだが、これだと接合部が多く、 強度的に難がある為、一度プラ板で型を作った後、これをレジンで複製した。 モーターもシティ・オブ・トルーロと同じもので、名古屋・栄の電子部品屋で 購入したもの。これにアルミパイプを咬ませてGMのウォームを取り付けた。 尚、今回はネットの記事を参考に、ウォームの根元にミニ四駆用の マスダンパーを取り付け、簡易的なフライホイール代わりにしてみたが、 果たして効果の程は如何程かと。 フレームにモーターを固定する為の台座を取り付け、モーターにねじ止め。 そしてこれをフレームに接着して固定。この段階で動作確認してみたが、 これだけでも大分モーターの動揺を抑えられるようになった。 キャブは一体成型で切り出し、妻面と側面の窓を切り抜き。 写真を見るとキャブの幅の方がランボードの幅より広くなっているが、 先述の通り、ランボードの側面に厚みを表現する為の部品を付ける 予定でいる為、これが付けば幅は揃う、筈。 A1/A3の特徴の一つである、コリドーテンダーを作る。 台枠は一体構造で切り出し、車軸を通す穴を開けた。 テンダーの底板を合わせてみると、何とかランボードの高さと合っている。 因みに車輪は先程ギアボックスから外したEF64のものを流用。 4軸単車である為、カーブの通過が心配だったのだが、試しにTOMIXの C280-45のカーブで転がしてみると、意外にも問題なく通過してくれた。 車体部分もシティ・オブ・トルーロ同様一体構造で切り出し、 通路部分の窓を開けてから角材で補強した。 ゴードンの方のテンダーは、テンプレートの目盛りをテンダー上端に 合わせて線を引き、特徴的な形を表現している。 切り出してみると、なんとコリドーテンダーと高さが揃ってしまっている。 で、そのコリドーテンダーの方は、車輪と底板を付けた状態でも ヘンリーのテンダーより低い事が判明。ってことはゴードンも・・・; 部品がある程度揃ったところで仮組みしてみる。ガワだけではあるが、 とりあえず大まかな全体像は出てきた。現状、ここで停滞中。 足回り一式とモーターへの集電機構、テンダーの裏側の構造など、 やる事満載なのに足回りの調整で絶賛難儀しており、そのうえ 集電機構も確立されていないので、走行テストすらろくに出来ていない。 おとなしく市販の蒸機のギアボックスとか流用してりゃこんな事には ならなかったかも知れんのだが、それもそれで割と高価な蒸機モデルを 潰すことになるので、それを避けたが故の現状である。 ・・・運転会、コロナウイルスの影響で丸一年延期になったとはいえ、 果たしてここから山積みの課題をどう対処したもんか。進捗芳しくないせいで 製作欲求ばかりがどんどん溜まっていく。あぁぁぁぁ・・・;
・・・最悪、無動力なら何とかなるか? |