・・・ネスさん主催の大運転会から気付けば早三年、懐かしいぜあの頃が・・・。 ほんで、そのネスさんから久々に連絡が来たと思ったら、何やらとんでもない リーク情報が一緒に付いてきた件について。よもやよもやだ。 俺なんかは模型にしろ最近傾倒気味のMMDにしろ、自身の備忘録も兼ねて製作中の 様子やら失敗談とかを記録に残したうえで、ブログないし動画でこのように 紹介したりしてるし、同じ様な事やってる人も結構な割合で見かけたりする。
だが、これが個人の趣味でやってるものでなく、TVドラマ等の場合はどうか。 結論から言ってしまうと、まぁまず見る機会ないわな。TV番組のメイキングなんて 特番でもない限り、そうそう滅多にお目に掛かれるものではない。こういうのは 大抵の場合、ドキュメンタリーの製作予定でもない限り、そもそも撮影されない だろうし、所謂ディレクターズカットと呼ばれるものが世に出回る機会もそう多くは ないように思う。特に子供番組なんかは、子供の夢を壊さないようにする為の配慮が 徹底されているというか、通常のTVドラマ以上にお目にかかる機会が無いように思う。 これは気のせいじゃない筈。
で、ネスさんからの連絡に話を戻して、最初に”リーク情報が流れてきた”と記したが、 ここまで文章を並べまくって結局何が言いたかったかと言うと、 動画の投稿者を見て察したが、この人実は海外ファンの間ではかなり有名な 貴重品コレクターの方であり、実際にトーマスの撮影で使用された模型などを多数 集め、尚且つそれを修復したりしているとんでもないお方(誉め言葉)なのである。 毎回毎回どっからこういうの見つけてくるのかな~というのが物凄く疑問である。 どっかしらツテやらコネやらがあるのか、はたまた”中の人”なのか、そうでないと あそこまで当時の模型や資料を集めるのは至難の業のように感じる。 というか、そもそもこの映像公開して大丈夫なんだろうかってのが正直ちょっとある。 以前、魔法の線路のディレクターズカットフィルムが流出して問題になった事が あるだけに、どっかから怒られたりしなけりゃ良いのだが・・・; 内容の方の感想はというと、簡潔に言うと『わかりみが深すぎて死にそう』。 こういう造っている途中の完成していない映像とかNGシーンとか見ると、特撮番組は やっぱり多くの職人たちが全部手造りでやっているんだなというのを改めて実感する。 無いものは作れ。大学時代にサークルで叩き込まれた先輩方からの教えであり、 今思えば、この教えが俺の模型やらCGモデルやらの製作意欲の根底にある気がする。 それで作り始めたまでは良かったけど、途中でミスったりとかして苦労したところが やり直しとかになってうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁってなったりとか、映像を 見ていると、そういう現場の悲鳴やら阿鼻叫喚やらが伝わってくる気がする。 カメラの転倒とか、ちゃんとレール上に置いた筈の車両が脱線するとか、自分も 模型で二次創作やってた頃にちょいちょい経験していたので、この時のスタッフ諸兄の 心情は大いに察するところがある。NGシーンは後から見返す分には面白いんだが、 撮影を行っているその現場でNGを出してしまった時の絶望感ったら・・・;
何にせよ、よくまぁこういう映像が残されていたものだと思う。正直、奇跡的である。 本編の完成映像を見た後にこのディレクターズカットを見ると、より一層製作現場の 苦労やらがよく解るのではなかろうか。 |