単に安いからではない。SINGのグルメの真骨頂はジモティ愛用のローカルフードの中に素晴らしい発見があることだ。そのためにはひたすら自らの足と舌でチャレンジすること。麺情報に続いては、ジモティ愛用グルメ情報と行こう。

まずは、カヤトースト。もっともその存在を知ったのは、1年ほど前に読んだSINGのグルメエッセーでだったから、自分の発見ではないのは、正直に告白しよう。その本の著者がやたらお気に入りで、その時から次の訪星では絶対チャレンジ候補No.1だと決めていた。
では気になるカヤトーストとはそも何なのか？　カリカリの薄焼きトーストにまず厚めにバタ

横浜から市民メディアさらにはプロとして通用するライター集団を育てようとの試みが、少し前に始まったのですが、程なく頓挫して今に至っているのはほんとに残念です。そのとき、記事を書くこともさりながら、映像ジャーナリストを育てるほうが一般の関心も高いのではないか、との提案があったのを覚えています。
確かに書くということは、一定のスキルや経験を必要とします。しかし、映像や画像はそこに映っている事実や現象のインパクトがあれば、ある程度は成り立ってしまう。もちろんより高度なクオリティを目指すプロの世界はあるのですが、ちょっと乱暴な言い方を承知

これまで何回かの訪星でもいまだに実現していない麺体験が、ラクサ（Laksa)。ニョニャ料理を代表するポピュラーな麺料理で、濃厚なココナッツミルクの風味を背景にガランガルやターメリックといった香辛料を効かせた独特の味わいだ。ホーカーズやフードコートでなら何処でも食することができるのだが、今回は、地球の歩き方でも高い評価を得ているカトン地区の名店をセレクトした。カトン地区は、チャンギ空港とシティの中心部を結ぶMRT、East West Lineのパヤレバ駅の南に広がる古い町並みが残るエリアだ。この周辺はラクサをはじめ、伝統料理の店が多い。マリン・パレード・ラクサ

「無名の下町ホーカーズのローカルフードが旨い」

これまで、SINGでのホテルはブギスやリトルインディア周辺が多かった。もちろんS$90以下のいわゆるバジェットホテルを自分で見つけるパターンがほとんど。しかし今回の訪星では、はじめてゲイランエリアに宿を見つけた。ゲイラン地区は実はあることで知る人ぞ知る、有名エリアなのだが、その辺の説明は後日改めるとして、まずは麺グルメレポート第二弾を。今回のホテルは最寄のMRT駅「イル・ジュニード」からは、歩10分ちょっとだから近いとはいえない。しかしぶらぶらと脇見しながらの行き帰りなので、ほとんど気にはならなか