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2010年06月22日(火) 
今日、たまたま伊勢佐木町の横浜ニューテアトルの近くを通った。街宣車がバカでかい音声を撒き散らしながら、うろうろ走り回っていた。7月3日から始まる予定の「ザ・コーブ」上映への抗議活動だ。東京では複数の劇場が圧力に負けて上映を回避したという。

しかし、横浜ではニューテアトルが頑張っているようだ。オバカ右翼たちのつまらない圧力なんぞにめげずに、ちゃんと上映してほしい。私自身はこの映画はまだ見ていないので論評できないが、やらせあるいは仕込みやルール違反行為もあるという。少なくともやらせ、つまりフィクションの作品に対して、ドキュメンタリーとしてのオスカーを与えてはいけないと思う。どんな崇高な目的であれ、手段を正当化することはない。

これは同時に、右翼連中にも言えること。反日かどうかはわからないが、太地町でのイルカ漁に対して批判的な世論を醸成しようとするある種のプロパガンダ作品であることは確かだ。しかし、だからといって、反対行動としてどんな方法に走ってもいいことにはならない。少なくとも日本には、自由があり、社会全体で守っていかなければならない。非難するなら、自分の目と耳で検証してからモノを言え。私は、7月3日には見に行こう。そしておそらく、かなりな辛口批判をぶつけるのではないかという気がする。

現状では、すでにこの作品の公式ウェブサイトで、ひとつ気に食わないあざとさを見つけている。トップページに「賛否両論、コメント」とのリンクがあるので辿ってみると、何のことはないほぼすべてが賛成、すばらしいとのコメント。賛否の否はどこへ行った?
結構太っ腹、やるじゃないか! との期待感でリンクを辿ったが、中身を見てちょとがっかり。こういうことやっちゃいけないよね。

作品の製作者や監督はさておいて、劇場の皆さんにはエールを送りたい。頑張って上映してくださいね、と。新聞からの受け売りですが、次の言葉を贈ります。18世紀の思想家ボルテール曰く「私は君の意見に反対だ。しかし、君がそれを主張する権利は命をかけても守ろう」

閲覧数3,233 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/06/22 02:24
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