小湊「・・上総君、大事な話って・・・何?」 上総「・・・(深呼吸)・・・こ、小湊、俺・・・」 小湊「え・・・?」 上総「俺・・・・やっぱり養老渓谷の足湯はスルーできない・・・;」 はぁい、カァァァットォ!!!! いきなり何なんだ俺、一体何があったと言うんだ俺!立ち直れ、夏バテるにはこれを書き上げてからにしろ! ・・・ということで、昨日(8/1)、道下+萃香+チルノ+フラン(帽子付き)と一緒に夏の小湊鉄道に乗ってきた。 暑さで割りとキテいるようだが、とりあえずその報告をしておこうと思う。 いつも通り、相鉄の始発で横浜駅に向かう。↑古い方のカメラで撮影。↑現在のカメラで撮影。画質比較。 何で画質比較なんかしているのかというと、アレだ。前にも話したとおり、現在使用中のカメラは液晶の バックライトが点かなくなっており、ちょっと(じゃないけど)撮影に支障が出るため、今回は動画用に回ってもらった。 早速ネタ写真。「おはよう御座います~」なしゃめーさん+月。そしてお迎えは相鉄9000系。 横浜駅にて道下たちと合流。と、そこへ以前鎌倉で見かけた列車が。 この後、以前銚子に行った際にも乗った、横須賀線普通・成田空港行きに乗車。一路千葉を目指す。 ↑建設中のスカイツリー。かすんでます。↑千葉駅に到着。この後、内房線の209系に乗り換え、五井へ。 千葉から房総色の209に揺られる事二駅、小湊鉄道の始発駅、五井駅に到着。 で、お待ち兼ねの小湊鉄道。前回来た際には乗車はおろか改札にも入っていない為、テンション上がりまくりである。 因みに小さい方の写真は、もはや絶滅危惧種の113系スカ線カラーとのツーショットだったり。 ↑車庫に集う小湊鉄道の気動車たち。そして↑ヘッドマークを掲げた元国鉄のキハ201。車内はオールロングシート。 キハ201の運転台。意外と電車に近い。↑メーカーズプレート。こちらもかなり年季が入っている。 キハ201の車内から撮影の113系。因みに余談だが、発車時刻が近づくまで車輌が待合室となっており、 ドアの空気が抜かれていて、手動でドアの開閉を行うというなんともローカルな体験をした。 やがて、ドアの空気圧が回復し、自動ドアに。そして、遂に発車時刻となった。加速の遅さ加減といい、足元から 伝わってくるエンジンの唸り、そして電車にはない「頑張ってる感」、都会慣れした俺には全てが新鮮だった。 嗚呼、両脇を水田に囲まれ、何処までも真っ直ぐ続くこの感じ、かなりツボである・・・・wwwwwwwww 揺られる事暫し。最初の目的地である光風台に到着。気動車を見送り、とりあえず駅舎の外へ。 ・・・さて、駅の周囲に何にも無いんだが・・・(厳密には駅の反対側には小規模なスーパーがあったけど)。 「向こうからいい感じで撮れそうじゃね?」ということで、駅から上総中野方面へ少々歩く。途中、 これまた年代物のガーター橋を発見。蒸気機関車の時代からあったものだろうか? 上総中野方面から戻って来た列車を撮影。光線状態、構図ともに珍しくいい感じ。↑後追い。 後追い撮影後、今度はその足で鶴峰八幡宮へと向かう。日陰のない水田を突っ切る道はかなりキツイ・・・。 途中で光風台駅方面に振り返ってみた。・・・意外と結構な道のりを歩いてきたらしかった・・・・。 1km程歩いただろうか。やっと鶴峰八幡宮に到着。↑手水舎に居たケロちゃん。水がかなり冷たかった。 この後、当然ながらお参りをした訳だが・・・・お賽銭を入れようと財布を取り出した際、あろうことか一日乗車券 を落としてしまっていた。境内の熊野神社の分社を撮影しようとした際に気付き、一気に冷や汗びっしょりに。 が、拝殿の前に戻ると、一日乗車券は拝殿の正面に見事に落ちていた。感謝の意を示し、早速お礼参り。 やれやれと日影に入り、一息つく。その後、ネタ写真撮影。真面目な写真を撮れと言われそうだが、そこはご愛嬌。 まずは酔いどれの鬼娘、伊吹萃香とセットで撮影。やっぱり似合う・・・。↑今度はチルノ。おま・・・融けるんじゃね?w という事で、この三枚を撮影後、時間も時間なので駅に戻ることに。 稲の海に埋もれる。俺らって小さいよな・・・。↑幸乃さん向け。スカーロイと田園風景。 水田を突っ切る道路から撮影。光風台駅に進入する小湊鉄道の気動車。嗚呼、画質が荒い・・・。 駅に戻り、待合室のベンチで再びネタ写真撮影。帽子付きフランは初見だったり。↑ガチで「トーマスとスカーロイの遠足」。 因みに余談だが、この時、あさ☆すたが行方不明になっている、という一報が道下のケータイに入ってきていた。 鉄研の集まりの神奈川代表として、白レンと共に地方に出ている筈なのだが、なんでも飛行機に乗り遅れたとかで・・・; あさ☆すたも気掛かりだが、俺たちも先を急ぐ。植え込みの花がまたローカルな雰囲気を出している。 今度やってきたのはキハ212。これに乗り込み、次の目的地である上総久保を目指す。 光風台から5駅、上総久保に到着。(個人的に)かなり好印象な構図で見送りの写真が撮れた。 駅の全体像。全体像が撮れる程小さく、そして光風台以上に駅の周囲に何もない。 とりあえず、次の電車まで余りにも時間がありすぎるため、再びネタ写真撮影タイムに・・・。 待合室の外から、駅名表と共に。それから待合室のベンチでも撮影。↑超カメラ目線のチルノ。 「どうせならちゃんと線路に乗りたいよね~。」「そうだね~。」「てかTVで出なくなっちゃったね~。」「・・・;」 待合室の窓から外を眺める萃香+トーマス+スカーロイ。果てしなくシュールというか、なんというか・・・。 少女黄昏中・萃香バージョン+CGになったのに脚本家のせいでガキっぽくなった主人公と、存在が消された影のヒーロー。 因みに萃香はふもふもよりしっかり作られている為、こんな風に自分で自分を支えるという芸当も可能。 とりあえず、「そろそろ神社行くかw」という事で、駅の近くに有る神社に向かうことにした。 駅から離れてみると、いかに上総久保駅が小さいかという事がよくわかる。 最初にやってきたのは三社神社。兎に角階段が急で、かかとがはみ出すほど階段がの踏面が狭い! 非常に小規模な神社だが、定期的に掃除や手入れがされている様で、割合綺麗な状態だった。 実際、この日も丁度本殿周辺の草木の手入れがされていた。暑い中ご苦労様であります。 少女が見た日本の原風景。振り返ると↑神明神社(地図で調べるまでわからなかった)があった。 なんというか、神社というよりはちょっと昔の一般住宅といったような印象を受けた。 賽銭箱がかなり奥に引っ込んでおり、中にスリッパが置いてある辺り、「お賽銭入れる方はお入りください」 ・・・というようなパターンなのだろうか?とりあえず、なんか入りづらいので止めておいたが・・・・; さて、二つの神社から戻り、またもネタ撮影。踏切とフラン。これだけ歩いてもまだ余裕があるので、 一旦駅に戻って待合室の日陰で小休止。流石に日陰がない環境は、真面目な話で死ぬ。 道下にカメラの設定をいじってもらい、右下の日付表示を消す事に成功。ということで、列車の時刻が 迫ってきたので、再び移動し、先程撮影した場所へと向かう。恐らく、駅から5分も歩いていない。 カーブを曲がってやってくる、小湊鉄道の愛らしい気道車。高い木がトトロの世界を連想させる。 小さな駅に滑り込む、ちょっと大きめな二両編成の気動車。ほんの少し前の日本の鉄道風景である。 田んぼの真ん中にたたずむ駅で、つかの間の休息。そして、再び都会へ向かって走り出す。 そんな気動車の姿を見たフランは、一体何を想うのか。 夏の稲穂の中に消え行く気動車。牧歌的な風景はやはり画になるものである。どっかのJRとは違・・・げふんげふん 再び駅に戻り、次の列車まで休憩。やってきたのは再びキハ201のサイクルトレイン。 次は飯給(いたぶ)駅を目指し、再び気動車ののんびり旅。嗚呼、冷房が強烈・・・・・///// なんか妙に好きなこういう風景。田舎だなぁ・・・・。 上総久保から3駅、飯給駅に到着。上総久保よりも立派な待合室には、旅ノートがかけてあった。勿論書き込んできた。 深緑のトンネルに消えるサイクルトレイン。これぞ、夏のひと時というやつである。画にならない訳がない。 道下が「なんか気に入らない・・・www」と話していた踏切。一体何処が気に入らなかったのか・・・; そして、ホームからも鳥居が確認できる白山神社。下から見上げる分には拝殿が新しく見えたのだが、 現実とはそう上手く行かないものである。 「がっ・・・だぁぁぁぁ蜘蛛の巣!!ちょ、おい、うがっ・・・あ゛あ゛あ゛くそうっぜぇ!うっ・・だぁまた蜘蛛の巣!この!!」 「・・・道下、俺これ断念していい?」 ・・・・上の二文、どちらも参道での俺の発言。下から見上げた時には、光の角度と強さの関係上、拝殿が 手入れされているように見えたのだが、実際にはほぼ手付かず同然で、参道は荒れ放題で雑草が大暴れ、 更に日差しが遮られているので階段はもう苔むしてどろどろずるずるの酷い状態、しかも人が来ないのを良い事に 参道を占拠していた虫たちがいきなり飛んでくるわ、拝殿も参道も蜘蛛の巣だらけだわ、虫嫌いの俺にとっては散々だった。 そのお陰もあり、拝殿に着いたときには別の意味でぐったりしてしまっており、精神的に拝殿を撮る余裕は無かった。 軽く参拝を済ませるや否や、即刻参道を駆け下りた俺が居る。流石にもうやだ、あんな所は・・・・・・Orz 鳥居の内側から飯給駅を撮ってみた。鳥居自体は木造で結構立派なものだったのだが・・・・・・。 この後、俺たちが下まで降りてきたと同時に、この参道を登り始めた二十歳位の男女6~7人の集団。 「こんにちわ~」と俺たちとお互い軽く挨拶を交わした後、そろって参道を登っていった。いづれの人もかなり軽装だった。 その集団は、参道から降りてきた後、上総中野方面に向かって線路伝いに(厳密には線路上を)歩いていった。 ・・・・なんだったんだろう、ハイキング愛好家の集団だろうか?それにしては装備軽すぎるし・・・・; 先程の踏み切りの脇道に入り、深緑のトンネル方面を撮影。・・・ほんとにあの人たち、何処から来たんだろう・・・。 ・・・と、考えを膨らませている間に、列車の時刻が迫ってきたので、再び駅前に戻り、カメラを構える。 夏の日差しを受け、更にのんびりする駅名表と気動車。おぉ、暑い暑い。 かなりローアングルでの撮影。ホームの前の木がかなりいいアクセントである。 小湊+フランパート2。その後、警笛一声、サイクルトレインは五井駅へと引き返していった。 という事で、例の如く次の列車まで大分時間が空いたため、暫しネタ写真撮影。 飯給駅のベンチにてネタ写真撮影。よく見ると萃香とチルノとフランが仲良く手を繋いでいるように見える。 ・・・・・というか、そう見えるように俺がセットしたのだが・・・。帽子をもう少し反時計回りに回転させるべきだったか。 「いい加減線路に乗りたい~。」「線路に乗らなくてもいいから風景と・・。てか、TVで出番欲しい・・・。」「・・・;」 ということで、再び幸乃さん向け。白山神社の鳥居と水田とセットで。 待合室の外から撮影。日陰でまったり。↑改札の柵にしがみつく萃香。何度見てもシュールな光景。 ・・・それから待つ事暫し。撮影協力:道下正樹。 うかつにもメーカーズプレートを撮影し忘れたが、恐らくキハ212の筈。この後、一旦上総中野まで行き、 そこから折り返しの列車で養老渓谷へと向かう。動画も上総中野~養老渓谷間のものである。 因みに上総中野駅発車直後、親子連れの親御さんの方が、お子さんの撮影に夢中になりすぎて列車に 乗り遅れてしまう、というアクシデントがあった。ローカル線だからこそ発車直後に緊急停止して乗せられるんです。 お子さんとの思い出を記録に残すのは確かに大事なことですが、こうならないように発車時刻をよく確認しておきましょう(^^;) そんなこんなで、養老渓谷駅に到着。ここで少々遅めの昼食をとる。 今回昼食をとった駅前の食堂。蕎麦は麺が結構しっかりしていてた。↑カルピス。ガラスのマドラーがすごく可愛かった。 こちらの食堂、恐らく店舗兼住宅だからだと思うのだが、非常にアットホームで落ち着ける雰囲気だった。 で、養老渓谷駅の名物といえば。 当然足湯!!!(゜∀゜)キター! という事で、足湯に浸かる萃香ちゃん。気持ちよさそう・・・・・ ・・・ってお湯まで足届いてないんかいwww 足湯から小湊の気動車を眺める萃香。地味に↑が気に入ってたり。 ということで、大判でも掲載。妙に違和感がないのは何故?wwwww 足湯に20分程浸かっていたお陰でかなり血行が良くなり、足がさっきまでと比べて非常に軽くなった。 その軽くなった足で、今度は渓谷の方に向かう。 踏切を渡ると、短尺レールがかなり波打っていた。この揺れもまた楽しいのだが。 上総中野から列車が来たので撮影。青々とした水田を抜けてくる気動車。かなり平和な画である。 後追い。うゎ、微妙にピントが合ってない・・・。↑小湊+フランパート3。いい旅になってるかな? で、駅から歩く事暫し。宝永橋(?)に差し掛かった。真っ赤なトラスが立派。↑これからこの橋に向かう。 渓谷全体。実はこの橋もかなり高い位置にあり、高所恐怖症の俺は下が見られなかった。 そして宝永橋から歩く事暫し。先程かなり高い位置に見えたアーチ橋に到着。見晴らし抜群である。 深緑に包まれた渓谷に、真っ赤なトラス橋が映える。「ここを列車が通ったらさぞや・・・」と思ったのは俺だけではない筈。 反対方向を向いてみる。さっき撮影したものとは打って変わって、幻想的な風景が広がっていた。 そんな訳で、渓谷を十分に満喫した俺たちは、ひとまず駅に戻る事に。 駅に戻り、次の列車が来るまで再び足湯に浸かる。人が居ないのを良い事にここでもネタ撮影、皆で足湯(足届いてないけど)。 「足湯かぁ・・・・。」「血行がよくなるんだって~。」「でも僕達って足じゃなくて車輪だしね~。」「そもそも水没しちゃうしね~。」 水面が見えないのでカメラをベンチに置いて撮影。結果、何故かかなりのローアングルになってしまった・・・・; その後、やってきた列車に乗り込み、再び上総中野へと向かう。 上総中野まで前方展望。こういう写真を撮っていると、つくづく列車で旅に出てよかったと感じるのだった。 養老渓谷からかなり長めの一駅。いすみ鉄道との接続駅、上総中野に到着。 丁度いすみ鉄道の気動車が反対のホームに停車していた。↑フランといすみ鉄道+小湊鉄道。 やがていすみ鉄道の気動車は、唸りを上げて、ゆっくりと駅を離れていった。↑上総中野駅の車止め。 やば、かなりキテル、この何とも言えない質素で黙したこの感じ・・・wwwwwwwwww という事で、駅から養老渓谷方面に歩く事数分、中野神社に到着。とりあえず二礼二拍。 この神社、鳥居は平成に入ってから立て直されたようだが、結構ボロボロになっていた。 もはや神社そのものよりも、境内にある中野新町区共同館の方が顔を利かせている感じだった。 中野神社から道路を渡った反対側の、いまどき珍しい屈折型の踏切。意外にも、この踏切にはバスも通る。 とりあえず駅に戻る。↑古い景勝図が待合室の天井に掛かる。↑やけに低い位置にあるいすみ鉄道の信号。 やがてやってきたいすみ鉄道の気動車。道理で駅に人が集っていた筈だと納得。 ・・・因みに↑の写真だが、人が写りこんでいるのがわかるだろうが、この人、普通に線路の敷地内に入って 撮影していたのである。歩道の上から撮影していれば、こんな風に写り込むことはまず無いはずである。 この人以外にも、列車が来ていないのを良い事にホームから線路に降りて彼女さんの写真を撮っていたり、 発車時刻では無いからと言って線路に入り込んで気動車を正面から撮っていたりする人が結構居た。 ・・・・・これって、そこら辺のテツなんかよりもよっぽどマナーが悪いのではないか? 確かに一時間に一本しか列車が来ないようなローカル線では、そういうことをやりたくなってしまう気持ちは非常に よく解かる(実際俺も野辺山でやったし)。只、本来なら線路に入るのは法律違反であり、一歩間違えば列車の運行の 妨げや事故にもなりかねないので、報道されている輩の様になる前に、もう少しその辺りを考えて行動して欲しい。 さて、暗い話はさておき。 やってきた車輌には(さっき出て行った車輌もそうだが)、ムーミンのラッピングが施されていた。 そう言われてみれば、最近旅行番組などでいすみ鉄道が特集される際、ムーミン列車の事に 重点が置かれることが増えてきた気がする。というか、これを見るまで完全にそのことを忘れていた・・・Orz 因みにこの列車はスナフキン列車。そういえばうちにスナフキンの縫い包みがあったなぁ・・・・(遠い目)。 その後、スナフキン列車を見送り、人が居なくなった上総中野駅でネタ写真撮影開始。 萃香ちゃんう゛にぃ~。ほんと、何処にでもしがみつけます。↑駅名表バックに。↑妹様と上総中野の待合室。 萃香にじゃれつくフラン。・・・とそこにチルノも乱入し、なんかもう色々と大変な事に・・・・・wwwwww THE☆縫い包み二段重ね! いつの間にか縫い包みセッティング担当になっていたこの俺、1E1の懇親の力作。重心が安定した翆香ならではの荒業。 仲良く座って夕日を眺める三人娘。今日の旅行は楽しかったかな? ・・・・あれ、な、なんか写真がこれ以上上げられないぞ・・・・?ということで、あとちょっとしか写真が残っていないにも関わらず、 強制的に次の記事に持ち越しってどうな |