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2013年02月13日(水) 
今日は、高知県南国(なんこく)市で「地方自治体とソーシャルメディア」というタイトルで講演をさせていただきます。総務省の「地域情報化アドバイザー」の派遣事業です。「土佐」といえば坂本龍馬ですが、南国市は龍馬のルーツ「才谷」があります。

龍馬の祖先・太郎五郎は、近江の国(滋賀県)の坂本城が落城したときに、土佐へ逃れ長岡郡才谷村(高知県南国市才谷)に移り住んで、才谷で農業を営んで生活していました。4代目八兵衛守之が高知城下(高知市内)に移り住み、「才谷屋」の屋号で質屋を始めました。6代目八郎兵衛直益は5代目から引き継いだ才谷屋をますます繁盛させ、念願の「郷士株」を購入し、長男八平直海が郷士株を相続して坂本家を創立し、次男八次直清が才谷屋を継ぐことになりました。郷士格坂本家の初代は「八平直海(7代目)」で「八蔵直澄(8代目)」そして「八平直足(9代目)」続く権平直方(10代目)の次男が坂本龍馬こと「龍馬直柔」です。

「土佐」といえば、今が旬なのが「土佐文旦」。原生地は東南アジア・中国南部・台湾など。日本には江戸時代初期に渡来しました。ブンタンの名前については、清国広東省の通商船船長「謝文旦」(しゃぶんたん、潮州語 ジアブンタン)の名前から取ったといわています。伝来したとされるのは鹿児島県の阿久根市では、生産量も多いことなどから1971年(昭和46年)に市の木に制定されています。

ブンタンの樹は3 mほどまでに育ち、その果実は品種により直径15 cmから25 cm、重さ500 gから2 kgまで様々な大きさに育ちます。果実は皮の厚さが特徴で大きさの50%程度を占める程、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持ちます。なお果実の収穫は年末頃に行われますが、採取したては酸味が強すぎるので数ヶ月間貯蔵して酸味を減らした後に出荷されています。

ブンタンは自然交雑により色々な品種を生み出していて、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの血を引いています。ブンタンそのものも品種が多くて、西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では色々なブンタンが栽培されています。日本最大の柑橘類として知られる八代市の「晩白柚(ばんぺいゆ)」もブンタンに品種改良を加えたものです。

全国各地、いろんな自慢の宝物があります。これがあまり知られていない(知らないのはわたしだけかも)ことから、あちこちで感激したり感動したりすることが、地元の人たちのお話をうかがうのとともに、講演の大きな楽しみでもあります。帰りには、「須崎の鍋焼きラーメン」を高知で食べてきますね♪

閲覧数1,150 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2013/02/13 06:18
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