鉄道模型って某特撮怪獣映画のセットみたいに壊してもいいものと イギリスで行われた鉄道模型サークルの合同展示会で、四人の若者が 特に理由もなく展示されてた模型を徹底的に破壊しまくったそうですが、 これは我々鉄道模型趣味者にとって、断じて容認できない行為であります。 しかし、この事件の何が一番怖いって、これは決して対岸の火事ではなく、 メディアの印象で鉄道趣味自体が悪印象や嫌悪感、あるいは奇異の念を抱かれ、 殆ど理解されていない日本でも十分に起こりうる事だという事であります。 もし本件のような事が日本で起きた場合、メディアが面白おかしく報道し、 寧ろ我々が叩かれることは目に見えており、身を守る術がないのであります。 この趣味を理解してもらう事は正直諦めております。 ですが、これは鉄道模型以外の模型趣味でも言えることでありますが、 各々が持ち寄った『作品』が完成するまでにどれだけの時間がかかったか、 あるいはどれだけの苦労があり、どれだけの知恵を絞り、いかに完成させたか、 せめてそういう労力面に関してだけは理解していただきたい所存であります。 鉄道模型は精密機器であり、決して 子供の玩具ではないのであります。 「小さいからおもちゃ位の値段でそんなに高くないんでしょ~?」とか、 「どうせ小さいから壊しちゃってもすぐ直せるんでしょ~?」などといった 考えによる鉄道模型の乱暴な取り扱いや、本件のようなその場のノリでの 破壊行為は是非とも止めて頂きたい所存であります・・・。 |