人生、時としてあきらめも肝心。しかしながら、 捨てる神あれば拾う神ありというのもまたしかり。 という事で、やっぱりこの手法は諦めた。(←オイ) ギアのスリップが無くなった代わりに、今度は噛み合わせがきつ過ぎて 回らなくなった。っていうかそもそもシャフトのアルミパイプが 歪んでるうえに動輪も中心取れてなくて偏心してるから動輪のふらつきが 収まらない。フランジの0.3㎜アルミ板も切り出した時点で既にベッコベコ。 上記三両、いづれもネスさん製作。2019/3/23・24の運転会にて撮影。 改めてペーパーとアルミ箔でギアボ自作とかバケモノじみてるわ・・・; そういう事で、大人しく市販の蒸機のギアボックスを流用することに。 で、種車に選んだのはこちら。KATOのか~な~り古いC62。 ロッド類一式がプラ製で、モーターも相当な年代物・・・ って写真これじゃねーよ実機だよこれ。 こっちだよ写真。先日、大須のポポンにて購入したジャンク品のKATOのC62。 丁度いい具合に2両有った為、両方とも購入したのだが、デフレクターが欠損 している方のC62、ナンバーが上記の実機と同じ17号だったのである。 それはさておき、一応店頭で動作確認をしたところ、案の定で動かなかった。 まぁ見るからに古そうな模型だったし、そりゃそうだろうなと思っていたのだが、 帰宅後に改めて見て見ると、思っていた以上に深刻な状態だったことが判明。 ・・・一体何をどうしたら、どんな環境で保管したらここまで酷い状態になるのか。 車軸は錆でデコボコ、ドローバーや先台車、ギアボックスにはまさかの青錆が。 明らかに古いモーター表面にも錆が。特に軸回りの錆付きが酷く、指でコイルを 直接回してみようとしたが、かなり回転が渋く、全然動かなかった。 それどころか、ちょっと回すと錆色の粉がモーター内から降ってくる始末。 やっぱり動かない原因はこのモーターだわ。完っ全に死んでるわこのモーター。 まぁモーターは端っから交換するつもりでいたから別にいいのだが。 問題はこっちだ、お前だよギアボックスよぉ。 とりあえず状態確認の為に一旦分解し、既設のモーターを取り外し。 ギアボックス内は思っていたよりマシで、少し汚れてはいたが、内部は 錆が殆ど無く、動輪もすべてちゃんと回転。こういう訳で、表面の 錆を落とすため、テンダーの車軸共々錆落としを吹き付け、一晩放置した。 翌日、残っていた錆落としを拭き取り、各接点部を清掃。組み直して 動輪を取り付け、ギアボックスから通電確認をした所、通電は良好。 モーターはGMの物が丁度いい大きさなので、凸部を少し削って収めて やろうと思っている(削るのも十分大変なんだけどさ)。 図面と比較。第二動輪の位置で合わせれば、丁度車体の中にギアボが 納まりそうである。ただ、どっちみちモーターは機関室内にはみ出す 事は確定だし、懸念していたホイールベースをどう誤魔化したもんか。 ・・・あとは車体の方も作り直しだな。 もっかい作ってちゃんと同じ径で作れるかしら・・・;
・・・え?動輪の輪芯部分どうするんだよって? もう対策とってあるよ。動輪をバラしてみたら輪芯部分外れたから、 これをヘンリーの動輪からとった型にはめて、中にレジン流してやった。 偶然にも、動輪径がヘンリーと同じ12㎜だった為、あっさり出来た。 これをあと5組分やらなと思うと面倒だし気が重いが・・・; |