「うにょぉ~ん。」八王子付近にて。撮影:道下。この時の俺はまだ知らなかったのだ。後でどんな目に遭う のかを・・;← ということで、先日の1/8・9の二日間、道下と泊りがけで諏訪&松本に行った時の報告を。 ホームの先端部に行ってから到着時刻を撮り忘れた事に気付き、手元にあったケータイの時計で 時刻を記録。実際には4:50頃にはホームに居たと思う。この日は若干寝坊していた。 5:30、いつも通り横浜南改札にて道下と合流。横浜線で八王子まで向かい、到着は6:32(7分進んでいるこの時計)。 八王子から中央本線の松本行きに乗換、最初の目的地、茅野駅を目指し、関東を北上する。 ・・・中央本線乗るとか高2の夏休みに部活で小海線乗りに行った時以来だ・・・・。 窓から車窓を眺める萃香。実はうちの子はこれが外出初経験だったり。 こいつ・・・湘南色の塗り替え・・・・だと・・・!? ↑ちょっ・・・・誰だこんな所に(爆)。そんな事はさておき、115系はどんどん山を登っていく。 猿橋駅にて、E233を発見。こんな所に居ると物凄く違和感が・・・・; すっかり夜も明け、山間にも朝日がさんさんと降り注いでいく。なんか知らんが、こういうの好きだ。 竜王駅にて、JRの小型シャンターを発見。恐らくタキの入換用のものかと。 少女黄昏中・・・。 そこから暫くして、日野春駅に到着。遠くの山に薄っすらと雪化粧が見え、本格的に冷えてくる。 この駅で暫し停車し、後ろから迫ってくるスーパーあずさをやり過ごす・・・・・訳なのだが・・・・; 何処にピント合わせてんだこいつ∑(゜Д゜;) ・・・この旅行中、少なく見積もっても最低6回はあったと思う。何度やっても何処にもピントが合わないトラブル。 お陰様でスーパーあずさの撮影失敗は、今までの失敗の中で一番酷いものとなった。・・・この時点では。 因みに言い忘れていたが、今回使用のカメラは前のものの後継機で、全体的に前のものよりも性能はいい。 ・・・・只、現在は、旅行に持っていく上でのこのカメラへの信頼度は殆ど無いに等しいのだが。上のこともそうだが、他にも色々と・・・・・。 とりあえず気を取り直し、再度北上を続ける。 富士見駅に差し掛かった際、遂に線路にも雪が積もっているのが確認できた。そこから一気に雪景色が・・・; 後で戻ってきたときに撮り直せばいいやと思ったが、結局撮り直せなかった茅野駅に到着。 ここから諏訪大社に向かうが、ここで一旦道下のバッグに入っていた萃香とチルノを俺のバッグに移動。 ・・・駅の階段を降りるや、いきなり目の前に諏訪大社への鳥居が出現。いきなり過ぎて素で気付かなかった・・・; と言う事で、諏訪大社に向け、早速歩き始める。・・・耳あてあって助かったわぁ~・・・。 道中にて。参拝をしようと思ったのだが、賽銭箱が引っ込んでいた為ちとキャンセル。 ↑なんだかよく解らない構図に・・・。↑あまりの寒さに手水の水も凍結。「あたいなんにもしてないよー?」 ということで、再び諏訪大社に向けて移動。途中、道下がマフラー購入の為、某上着問屋島村に寄る。 歩く事暫し。諏訪大社の前宮に到着。ここでもカメラのピントが合わない為に何度か再起動。 そしてここでも手水舎の柄杓が見事に凍結。↑どうしてこうなった・・・・www まるで時間までもがそのまま凍ってしまったかの様な光景。氷に反射する光が綺麗だった。 最初に目に付いたのが、かなり巨大な御柱。目測、10mは多分軽いと思う。でかい・・・・; 木漏れ日の中の諏訪大社前宮。前宮とは言え、まさか今年の初詣が諏訪大社になろうとは・・・。 参道のすぐ脇を流れていた、名水「水眼(すいが)」の清流(動画参照)。これ、ほぼ全部湧き水。 ほんとは煮沸してから飲んだ方がいいのだが、そのままでも一口程度なら。・・・口当たりがちょっと違った。 ごうごうと音を立てて流れる清流。改めて自然の力って色々とすげぇなと思った一こま。 清流のすぐ脇に立っていた第二、第三の御柱。道下が小さいのではない。御柱が大き過ぎるのだ。 振り返り。何でかはわからないが、地味にこういう構図好きだな。 ↑何でこの構図になったのか、正直微妙。↑雪と氷精。「やっぱりあたいったらさいきょーねっ!」寧ろレティか。 とまぁ、そんなこんなで再び移動を開始。今度は諏訪大社の本宮を目指す。 あっという間に諏訪市に突入。その後ろでは川も凍結中。そこから更に歩くと↑完全に雪国だった。 さっきの写真の地点からすぐ、こんな場所に出た。↑大学の友人の殆どに「一文字惜しい!!」と言われた。 北斗神拳奥義・・・・北斗百裂拳!!!←違っっ それにしても何の為にこんな所に・・・・・・・・あれ、なんかこの神社、どっかで見たことあるような・・・・。 ・・・・・!!∑( Д llll) 俺「・・・お、お前、まさか登るとか言いd(ry)」 道「登るぞ☆」 ふおああああああああああああああああああああああ・・・・・・・・。 その時にやっと思い出した。この北斗神社、以前道下が諏訪に行った時にも訪れていた場所なのである。 この事は以前道下が鉄研Blogで触れていた為、道理ではじめて来たのに見覚えがある訳だわ・・・・・Orz ということで、登る。中々の絶景ではないか。↑山頂にて。萃香がダブったので、うちの子にはスカーフを装備。 で、ほんとに降りられるのか? 念のため、持って来ていた滑り止めのスパイクを装着したのだが、実質使い物にならなかった。 「無いよりはマシ」という言葉があるが、この日履いていった防水の靴だと全然はまらず、なんとか片足だけ はめたものの、いざ下山となった際、肝心のスパイクがあまり利いている様な実感はなかった。ガクガク・・・; やっとの事で下山し、すぐに本宮に到着。↑鳥居の正面にあったこの建物、凄い違和感MAXなんだけど、何? 青銅で出来た鳥居。手水舎で手と口を清め、いざ中へ。 中に入ると、早速御門がお出迎え。なんか最近、龍の彫り物に遭遇する事が多くなった気がする。 御門を入ってすぐの所に展示されていた「メド梃子」。て・・・てこ・・・だと・・・。 何でだろう。何でかはわからないが、こういう感じの場所ってなんか凄い落ち着く。 更に進んだところにあった、「四脚門及び硯石」。門は解ったけど、硯石って?↑諏訪大社拝殿。二拍二礼。 何故かはよくわからないがこの日はやたらと子連れが多かった。流石に子供は風の子、元気だなぁ・・・; 滝も完全に凍る。正にパーフェクトフリーズ。「あたいったr(ry)」 で、だ。 居たよ居たよやっぱり居たよ、御本家だけに案の定居たよ、諏訪大社の守り神のケロちゃん!!! 他にも探してみると加奈子様は居るし早苗も居るし他にも色々居るし・・・・; 去り際にて。こっちの滝の方が凍り方が凄まじかった。完全に氷のオブジェと化してる・・・; この後、道下が諏訪に来る度にお世話になっているというお土産屋さん「神の木」に立ち寄り、甘酒とコーヒー の他、お茶菓子までご馳走になってしまった。ご丁寧に、バスの時刻表まで用意してくれたのである。更に 去り際には温かいココア(道下はコーヒー)まで持たせていただいた。・・・人の温かさに感動した自分が居る。 が、バスの時刻表を貰ったのはよかったが、迂闊にもバス停の位置を聞き忘れ、広い通りに面した物産センター で位置を聞いたのだが、物産センターを出て数m程歩いた所で、道を聞いた人に呼び止められた。どうやら その人が位置を勘違いしており、俺と道下は反対方向に行ってしまったらしく、一分程ロスしてしまった。結果、 乗ろうとしていたバスは、目の前で走り去ってしまった。という事で、ここから上諏訪駅まで歩く事に・・・・; 道中。地味に富士山が見える件について。 更に歩く。 ↑なんかある。 ↑・・・・・・・ワムの廃車体だ!! 更に歩くと。 なんじゃこの大量のバス停群はwwwwwwwww まだまだ歩く。 加奈子の元ネタの神社じゃないか?と騒がれている神社の前を通過。参拝は見送り・・・; まだまd(ry) ようやく見えてきた上諏訪駅。末広の商店街を抜けて、駅までラストスパートをかける。 ・・・なんだろう、俺ってアンティーク主義なんだろうか?それとも只のガス灯フェチか? 上諏訪駅付近で発見したベンチ。「諏訪っていいよ」と「座っていいよ」を掛けたと思われる。座布団一枚! 14:00ジャスト、ようやく上諏訪駅に到着した。とりあえず、次の電車まで時間つぶしをする事に。 あ・・・・足湯・・・だと・・・・!! 諏訪大社からそれなりの距離を歩いてきた為、これはかなり嬉しい設備だった。という事で、即刻浸かる。 ここの足湯は養老渓谷にあった物とは違い、源泉掛け流しである。↑ゆけむり萃香とスーパーあずにゃん。 と、呑気にネタを撮影していると、突然485系改造のお座敷列車、彩号が出現。慌ててカメラを向けた。 すっかり体力も回復したところで、列車の時刻が迫って来た為、ホームに戻り、ヤードの車両を撮影。 ↑またピントが合っていない対向列車。足回りには大量の雪がこびりついていた。 やってきた115系に乗り、一つ先の下諏訪を目指す。諏訪湖は凍っていなかった・・・。 14:45、下諏訪駅に到着。駅名表には諏訪大社秋宮の神楽殿の写真が使われていた。 駅から歩く事暫し。諏訪大社春宮の一の鳥居の前にやってきた。・・・と、ここで一旦鳥居とは逆方向に。 実を言うと、さっきバスに乗り遅れた影響で、まだ昼食を取っていなかったのである。かなり遅めの昼食である。 ↑諏訪大社の建物で一番古いと言われているもの。そして諏訪大社の春宮に到着。すっかり日が傾いてきた。 ちょっと質素な感じがする神楽殿。初詣シーズンを過ぎたためか、人影はまばら。 夕陽に染まる諏訪大社春宮の拝殿。↑やっぱりデカイ御柱。↑新機能、夕焼けモードで撮影。 夕陽に紅く浮かび上がる、狛犬や龍の彫り物。とりあえず、ここでも参拝を済ませ、今度は秋宮へと向かう。 諏訪湖と地味に富士山。紅く染まる諏訪の町並みを見つつ、秋宮へと急ぐ。 秋宮直前にて。なんか、いい感じで宿場町の様子が撮れた。 ということで、秋宮に到着。春宮とは違い、こちらの鳥居は青銅で出来ていた。 「根入りの杉」。深夜になると寝息が聞こえるんだそうな。・・・・聞いてみたいような、怖いような・・・。 春宮のものとは違い、かなり豪華な印象の神楽殿。もうちょっと明るい時に来たかった。 春宮とは微妙に似て非なるものの、殆ど瓜二つな秋宮の拝殿。とりあえず、二拍二礼。 この後、タクシーで下諏訪駅へと戻り、ホームで電車を待っていると、再び彩号が対向ホームに出現。 いつも通りカメラを構えてシャッターを切ったところ、オフにしていた筈のフラッシュが突如発光。 普段からフラッシュ禁止を呼び掛ける側の立場だった為、予想外のフラッシュ点灯で精神的に大ダメージ。 写真は速攻で削除した。因みにピンボケの件もそうだが、何故発光したのかの原因は未だに全く解らない。 この一件でこのカメラへの信頼度はガタオチし、今後の旅行では、動画以外には使わないと心に決めたのだが、 ショックなのはこれだけでは無かった。その後来た電車に乗り、一旦道下の荷物を取りに茅野駅へ戻った際、 切符が何処にもない事に気付いた。先程の一件で気が動転していたのか、何処かに落としてきたらしかった。 ひとまず、駅員にこの旨を伝え、何とか事なきを得たのだが、テツとして有るまじき失態の二連発で、完全に失意。 もはや食欲も起きず、構内の立ち食い蕎麦屋でかけそばのみを注文。すっかり鬱状態である。 立ち直りが早いことしか取り得のない俺だが、今回の失態に連発は流石に引き摺らざるを得なかった。 その後、駅前に保存されていたC12を見に行ったが、正直、カメラへの警戒ばかりしていた。 京都以来、久しぶりに蒸機を見たが、そのせいかやたらと巨大に感じた。とりあえず、駅に戻る。 その後やってきた115系で、岡谷駅へと向かう。 19:00、岡谷駅に到着。ここから飯田線に乗り換えるが、悲劇はまだ終わっていないらしかった。 そんな事は露知らず、岡谷駅0番線の車止めを撮影。こういう形状のもかなり珍しいかと。 この後、飯田線の電車に乗り込み、宿のある辰野駅を目指す・・・筈だったのだが、 道下が下車駅を再確認した所、なんと一駅足りない事が発覚。乗車券に加え、80円を出す事になったが、 財布から80円を取り出したところ、50円玉だけが手から抜け落ち、そのまま通路の向こう側に転がっていき、 座席下のヒーターの囲いの隙間に綺麗に吸い込まれて行ってしまったのである。挙句、道下にまで 「こんなに不幸な人初めて見たわ・・・;」と言われてしまう始末。 ・・・・・・・・・・・・「ふこうなオオカミ」でも取り憑いていたのだろうか。 当初降りる予定だった辰野駅にて、元貨物車のクモハ123を見かける。正面、見事ぶれる。 その後、真の下車駅である宮木駅に到着。駅から20分程歩き、本日の宿にようやく到着。 道中、宿への一本道に入った際、街灯が一本も無く、ケータイのライトを頼りに歩いていた。 部屋に入り、早速ネタ撮影。同じ顔二匹ってかなりシュールである。因みに移動に追われていた為、迂闊にも 撮影を忘れていたのだが、この日はトーマスの他、スカーロイとオリバーも同行していた。 「やっと出られたと思ったら、もう宿の中か・・・まともな旅行はこれが初めてなのに・・・。」 「だから最初に言ったろ?こうなるかも知れないって覚悟しておけって・・・。」 「・・・・姐さん、何匹居るんですか・・・・;」 「おまいら、ちまっこくて可愛いなぁ~♪」 おやつに囲まれつつ呑む道下萃香。 そこにうちの子とチルノも加わる。チルノはまだ呑んじゃ駄目っ!「えぇ~なんでぇ~!?」 鬼っ娘、就寝。酒の代わりにアクエリアス。↑鬼×2。チルノ、枕を取られて眠れず。 ということで、ようやく一日目終了である。 |