2010年12月21日(火) 

ということで、またも続き。

この鳥居の先で俺たちを待ち構えていたものとは。


息を切らしながら急勾配を登り、辿り着いたのは以前の「初秋の千葉突貫」でもちらっとふれた、

日向大神宮であった。しかし、全く人がいない。だが、手水舎の柄杓は比較的新しく、水もまだこんこんと

湧き出ていた。どうやら、人が完全に居ない、と言う訳ではないらしかったが・・・・。
 

↑本宮を下から見上げてみた。あまりの人の居なさに帰れるかどうか不安になりつつ、とりあえず参拝。
正直言って、ここは物凄く怖い場所であった。絵馬のにに去年のものと今年のものが混ざっていた為、

少なからず人は来ているようだが、この時は静寂と言うものをを通り越していた。聞こえるのは風が木々を

かすかに揺らす音だけで、生き物の音がしなかった。鳥のさえずりさえも全く聞こえなかったのである。

二人連れの親子の参拝客が来た時、ここに来てはじめての安心感を覚えた。

本殿から少し登った所にあった。潜ると厄除けになるそうだが・・・。この入り口に来た時、道下と俺はある意味

死を覚悟した。だが、なんとか無事に生還する事が出来た。因みに大分後になってわかったんだが、ここって

萃香の元ネタの場所だったのよね。・・・だが、この神社、本気である種の恐怖を覚える。
 
竹林の中に建つ鳥居。かなりミステリアス。この先にあったのは小さな分社だった。↑逆サイドから。

竹林の緑とそこからの木漏れ日が非常に美しかった(この時道下は分社を撮影中だった)。

山の中に続く妙な階段。これ以上進むと冗談抜きで帰って来れなくなる危険性があるので(というより二人とも

変な胸騒ぎがしたので)、ここで引き返すことに。正直、日向大神宮一帯の散策中、二人ともずっと何かしらの

恐怖心を抱いていた。なんか、誰かに見られているような気が・・・;

・・・ちょっとリラックス。

日向大神宮の全体。因みにこの写真を撮影した反対側、つまり俺たちの背中側にも、石造りの苔むした鳥居が

あったが、この鳥居に関しては、日向大神宮のHPを見ても全く解説や詳細はなく、更に鳥居の後ろには建物も

祠も何も無かった。つまり、背後の山そのものを祀っていたらしいのだが、写真を撮ろうとした道下が、何度その

鳥居にピントを合わせようとしても、まるで上手く行かないというハプニングがあった。それどころか、鳥居に

近づこうとすると、どんどん殺気のようなものが感じられるようになったのである。・・・目には見えなかったが、

間違いなくあそこには何かが居た。恐らく、あの場に居たのは鬼か何かだったのだと今も思っている。

とりあえず、気を取り直してインクラインへ戻る。
 
線路の幅がとてつもなく広い。

普通ならこっちの狭い方が一つの組だと思うだろうが、

間違いなくこの広い方が一組の線路なのである。

レールの継ぎ目。この継ぎ目が、これが鉄道線路であると言う事を照明している。
 
インクラインと桜。満開だったらよかったろうが・・・。↑パート2。とりあえず、インクラインを歩いて下まで

降りてきたのだが、この直後、全く予想していなかった事態が起きる・・。

では、インクライン散策終了直後に起きたハプニングとは。
  

この三枚の写真、なんかチラチラと白いものが写ってますよね?これ桜じゃありません。
よりにもよって雪です雪。
いや・・・全く持って想定外。もう3月も終わりだったのに!気温が一気に二月並みの気温に急降下。余りに想定外すぎる事件で、俺にできた事はマフラーを巻く事だけ。手袋なんてものは当然持ってきている訳もなく。

とりあえず、この旅行の二日目の最中、天人の比奈名井天子は普段以上に気まぐれだったらしい。

続いてやってきたのは八坂神社。神奈子様ーーーーーーーーーーーーーーーー

八坂神社本殿。修学旅行のときは清水寺行くのに目の前通ったけど・・・・。

とまぁ、ここまでは良かったのだが、

またも雪に降られた。
最初は小降りだったものの、時間が経つにつれてどんどん量が増えてくる。参拝したあと、ちょっと長居は

するつもりだったが、まさかここまでになるとは。うう、これだから天子は・・・;
 
黒い傘に付着した雪の量を見て欲しい。結構な本降りである。↑雪の中の八坂神社本殿。しかし・・・・寒い・・・。

http://sns.hamatch.jp/tv/movies/view/7170

 「いやしかし・・・これは酷い・・・。」
だが、めげずに場所を移動し、ネタ写真撮影。
 
雪の八坂神社+チルノ。洒落になってない(いや雪はレティか)。天子の大暴れで凍える俺&フラン。

ひたすら手が冷たい。と言う事で、ネタ写真撮影終了後、バッグに手を突っ込み、中に入っていたチルノで

手を温める。氷精チルノは暖かかった(ガチで)。

桜+雪の妙な組み合わせ。このことは東京でも報じられたのだろうか。
 
雨上がり、いや雪上がりか。参道に夕日と屋台の明かりが反射する。こういう風景も偶にはいいものである。

八坂神社の去り際に。雲の切れ目から光が差し込む、夕映えの京都の町並み。


もう一枚・・・と思ったら、こいつは何処にピントを合わせてるんだ。毎度の事だが・・。

京都の山もさっきの雪で薄っすらと雪化粧していた。

ということで、八坂神社を後にし、帰路につくため京都駅へと向かう。
 
地下鉄での移動で、来たのは近鉄電車。最後に近鉄が見れてよかった。京都駅到着後、ライトアップされた

京都タワーを撮影。いやはや、何度やっても俺はやはりミーハーである。まぁ、修学旅行のときは清水寺から

かなり遠めに眺めただけなので、無理はないと思うが・・・。自分で言っている時点でかなり重症か。

で、ロッカーに荷物を取りに行ったあと、戻ってくると再び雪が。照明が雪に反射し、京都タワーが幻想的な

雰囲気をかもし出していた。これは逃すわけにはいかないと思い、必死で撮影。が、隣で撮影していた道下は、

残念ながらこれの撮影に失敗していたらしい・・・。さて、これで人生二度目の京都ともお別れである。

ホームに上がり、帰りの新幹線を待つ。毎度毎度のことだが、旅の最後はいつも名残惜しい。
  
予告どおり、来たのはN700。新幹線は撮るのが難しいので、例によって失敗。五号車に乗り込み、

京都に別れを告げ、約二時間かけて北上し、新横浜に戻る。

 http://sns.hamatch.jp/tv/movies/view/7171

↑ぶっちゃけ、なんで撮ったのかよくわからない動画。


おまけその1、車窓を眺めるチルノ。暗くて何にも見えなかったとの事。

おまけその2、八橋を食べようとするチルノ。この後、22:35頃、無事に新横浜に到着し、解散した。

その時はもう二度と会えないだろうと思っていたが、周知の通り、この二人は今も連れ立って旅行に出ている。

恐らく、この関係はこの先も当面変わらないだろう。これにて、京都の旅行の記事は完全終了である。


閲覧数8,397 カテゴリアルバム コメント1 投稿日時2010/12/21 10:17
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2010/12/22 08:36
    鉛筆1E1さん
    > サンダーバードさん
    まとめだからなwww
    ・・・そういえば前に言ってたな・・・(^^;)
    次項有
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