卒業制作映画ということなので、
一人の大学生が、 (1) ホームビデオカメラを使い、 (2) 手持ち撮影で (3) 撮りためた映像を79分に編集して作られている。
時に、自分が母と映っている場面などでは (4) 市販の三脚を使っているようだ。
「 (1) ホームビデオカメラを使い 」 の性能なのか、 自分が母と家で話している場面では、 皿を洗っている音、自分がチャラチャラいじっている硬貨の音が 妙に耳につく。
また、家で夜、撮られた映像は、蛍光灯の色温度のためか、 色が不自然に思える。
「 (2) 手持ち撮影で 」 のため、 画面が手ぶれで上下に揺れる場面が、何回かある。 (最初のほうで、妹が母と一緒に 「 オリンピック 」 というホームセンターに 買い物に行ったり、 外出の度に自販機で妹がペットボトルのお茶?を買ったりする場面。)
「 (3) 撮りためた映像を79分に編集して作られている。 」 ドキュメンタリー映画である。脚本があるわけではないので、 起承転結、序破急といった展開が感じられない。
などの弱点はあるものの、 私が見た会場では、何回も観客から笑い声が漏れていた。 ( 妹さんのユニークな行動のため )
また、妹が自分のお小遣いがもう底をついているのに、 母の財布からお金を抜いて 「 ユニクロ 」 に行こうとして 母と正面激突!!
「 ( ユニクロには ) 行きません。 」 「 行く。 」 ・ ・ ・
会場の自閉症児者 ( 多分? ) が二人ほど、 この場面では、泣きそうな切羽詰まった声を上げていた。
映画を撮った自分が、上映かの後で言っていたが、 「 これを観た小学生が、 『 お母さんが成長した。・・・ ちづるさんも成長した。 』 と言ったのですよ。 小学生だからと言って、甘く見るわけにはいかないと思いました。」
自分が映画を撮り始めたことがきっかけで、 妹、母、自分の3人の家族が それぞれ成長する映画なのである。
映画 「 39窃盗団 」 オフィシャルサイト
障害というと、本人と親という視点の本、映画、ドラマが多いが、 兄弟こそが重要なのである。
親は、20歳以上、年上なのだから、いずれ世を去る。 本人と共に生きるのは、兄弟なのである。
その兄弟のことも考えるべきだ、とわたしは考えている。
そうそう、妹は、神奈川県立鶴見養護学校の中2の途中で不登校になるのだが、
なめブログ 映画 『 ちづる 』 http://hardasarock.blog54.fc2.com/blog-entry-563.html > 赤崎の2歳年下で90年生まれの千鶴は、
コガネムシのつぶやき-甲斐小泉のドけち指南部屋 : 「ちづる 」 見ました。 http://blog.livedoor.jp/kaikoizumi/archives/52504562.html > 特別支援学校の途中からちづるさんが不登校、引きこもり気味となり、
> ちづるさんは早生まれなので、学年は一つ上ですが、 > こちらは二男と同じ平成二年生まれ。 > なので、硬貨の鋳造年の平成二年にこだわって並べたりもします。
『 ちづる 』 観てきました :: 丸ぼうろの携帯フォト日記 yaplog! ( ヤプログ! ) by GMO http://yaplog.jp/marubouro/archive/710 > 実は、ちづるちゃんはムスコの学校の先輩。
その原因は、学校の工事のようなのである。
定例記者会見 ( 2003年9月11日 ) 結果概要 神奈川県ホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f90000/p91632.html > 次が 「 鶴見養護学校増築工事費 」 でありますが、 > これは児童・生徒の増加に対応して、来年4月の就学希望者に必要な教室を > 確保するための増築工事であります。 > なお、増築による設置教室は10教室を予定しております。
株式会社阿部鋼業|施工実績 平成16年 http://abekougyou.com/work_h16.htm > H16. 1~H16. 3 鶴見養護学校増築工事 ㈱マツオホーム
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