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2009年12月06日(日) 

自閉症児が、一般的に、コミュニケーションが下手なのは、

コミュニケーションの障害だからだ。

 

しかし、教えることは可能だ。

 

PECS、ABA (応用行動分析) でも、太田ステージでも、

TEACCHでも、感覚統合でも、

 

やり方次第だと思う。

 

どんな場合でも、その子どもが、 「好きなもの、好きなこと」 を利用して

コミュニケーションを教える。

 

逆に言えば、 「好きなもの、好きなこと」 がない子どもでは、

コミュニケーションは教えられないと思う。

 

一人で、口から唾を出して、唾遊びをしているか、

セラピーボールに座ってはずんでいるぐらいしかない。

 

これでは、コミュニケーションは育たないと思う。

 

◆ 子どもが、 「好きなもの、好きなこと」 に、

 

  (1) 遊ぶこと

  (2) 食べること

 

  のどちらかが、たいていは、当てはまる。

  ( しかし、自閉症児だと、このどちらも、ダメという子どももいる。)

 

   「 (1) 遊ぶこと 」 がたくさんあれば、

 

  「○○をください。」 とか  「こっちを下さい。」 のように、

  「要求」、 「選択・要求」 を教えることができる。

 

   「 (2) 食べること 」 が好きなら、給食の時間に

 

   「好きな肉をお代わりしたいなら、この苦手な牛乳も少し飲んでね。」

  のような 「交渉・取り引き・妥協」 を教えたり、

 

   「どっちをお代わりしたい?」 と 「選択・要求」 を教えたりする。

 

  「 (1) 遊ぶこと 」 も 「 (2) 食べること 」 も好きでないような場合には、

 

  A) 「HACプログラム」 のような 「感覚統合」 と 「認知発達治療」 を合わせたプログラム

  B) 「 A) 「HACプログラム」 」 もダメなら、横山浩之ドクターのフィンガーカラーリング 

 

で、コミュニケーションを教えていく。

 

 

 


閲覧数1,833 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2009/12/06 10:54
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