新指導要領にあわせて、何を指導するか?
つまり、教育課程を考えようという動きが始まっている。
◆ 高等部で、コース制を導入するかどうかを考えるために、
10月22日(木)に、コース制を導入している麻生養護学校、金沢養護学校を見学した 小学部長、中学部長、高等部長、中1~中3の学年主任、進路専任による報告会
でもねぇ、今までも、個別教育計画を導入したって、
138. 「個別教育計画」 も、ピンからキリまで http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=21779
に書いたように、教師によって、ピンキリだった。
今回も、教育課程を考えたところで、
教師によって、同じ内容を指導したところで、ピンキリの結果になるだけだ。
わたしは、次のように小学部1年から高等部3年までを 簡単に整理してみた。
(1) 「知能・ことば・かず」 は小学部の6年間で教えなければ、手遅れだ。 この能力が大きく発達するのは、一般的に12,13歳までだからだ。
(2) 特に、自閉症児の行動障害を改善すべき。 今まで、あまりにも、これができていなかったと思う。
・感覚過敏 ・自傷、他傷、パニック (暴れる、大声で叫ぶなど) ・相手や対象物を見ることが難しい。
これらを改善しない限り、 「(1) 「知能・ことば・かず」 」 が、 満足に教えられないからだ。
そして、この自閉症児の行動障害を改善するための キーワードを、わたしは、 「自己統制」 だと考えている。
(3) 小3~中学部にかけて、女子の生理について 身長、体重から 「そろそろかな」 と保護者、教師とで、 準備を始めることも必要だ。
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