新指導要領の 「 自立活動 」 と照らし合わせて、 わたしの養護学校 (知的) 小学部の自閉症児すべてに 必要だと考えられる 指導内容を、
何年か前に 1年間、次のような内容でやってみた。
Dくんの場合 (↑)、 (自分から人に何かを伝えるということがまったくなかった。 苦手なキーキー声がすると、おでこを叩く自傷をした。)
Cくんの場合 (↑)。 (苦手な音がする度に、体を硬直させ、 靴の履き替え、着替え、トイレ・・・ができなかった。 苦手なキーキー声が聞こえると、20分~30分泣き続けた。)
Dくんは、 1学期には、 苦手な子どものキーキー声がすると、 おでこを叩いたり、泣き出したりしたので、 その度にイヤーマフをつけるように促しましたが、
2学期後半には、イヤーマフをつけることはなくなりました。
おでこを叩いたり、大きな声を出して地団駄を踏んだり、泣いたりということも ほとんどなくなりました。
「 自己統制 」 の力がつき、 「 感覚過敏 (特に聴覚過敏) 」 もかなり軽減された
と考えます。 |