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2010年02月13日(土) 

養護学校 (知的) 小学部で、 

今まで、わたしが担任してきた自閉症児は、

 

「思春期の嵐」 と思われる

 

・激しい ジタバタ、大泣き、70cm大のバランスボールを天井に投げる。

・大声で叫び続ける、人を叩く。

・人の両方の二の腕を思いっきり、つねる。

 

などは、第二次性徴が来る前の、小4~小6に激しくなり、

 

第二次性徴が始まり、

身長がぐ~~~んと伸び、

男の子は声変わりし、毛が生えて

女の子は初潮を迎える頃には、収束していた。

 

しかし、わたしは、高等部の時に、

 

細い体で、毎日、教室から教室へ移動する度に、

汗をかきながら、足で壁を蹴りながら歩き、

壁に体を触れながら歩き、

壁に椅子や机が接していれば、その椅子や机に体を割り込ませて

通り過ぎるという猛烈なこだわりを続けている生徒を見たことがある。

 

つまり、 「思春期の嵐」 が、第二次性徴を過ぎても、吹き荒れ続ける

自閉症児はいるのである。

 

ちなみに、この生徒は、小学生の時は、小学校の支援級だった。

 

 

 

数年前に、

ある母親に、聞いたことがあるが、

次の2つの時期に、自閉症児の子どもが大変だったと言っていた。

 

 (1) 就学前の 「 他傷、 多動、 睡眠障害 」

 (2) 8,9歳の 「 自傷、 パニック 」

 

幸い、この自閉症児の 「 思春期の嵐 」 は、第二次性徴が始まる頃に

 

 (3) 「 思春期の嵐 」 の時期の、激しいこだわり、激しい自傷、多動 

 

とはならずに、収束した。

 

 

 

 

 


閲覧数2,009 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/02/13 18:50
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