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2010年11月07日(日) 

以前に、次の記事を書いた。

 

  348. 特別支援学校の児童一人の教育費が年間880万円

  http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=31395

 

もう少し調べてみた。

 

 ほっとメール@ひたち

 県立学校の財務事務について包括外部監査 (2010/02/25)

 http://blog.hitachi-net.jp/archives/50997982.html

 > 特別支援学校については、 「 人にかかるコスト 」 が

 > 県立高校よりも高く約93%前後で推移しており、

 > その人件費のしわ寄せが維持管理費の圧縮に来ているとしています。

    (太字: Rimbaud)

 

 > 外部監査人は、特別支援学校の 「 生徒一人当たりのコスト 」 の

 > 学校間の格差が広がり、

 > 結城養護学校の300万台から、盲学校の1400万円台まで

 > 4倍以上の開きがあると分析。

 > その理由は生徒数の多寡であるとし、学校の統廃合を積極的に進めるべきとしています。

    (太字: Rimbaud)

 

なるほど、盲、ろう、養護学校の中でも、

生徒数の少ない盲学校が 「 生徒一人当たりのコスト 」 は高くなるわけか。

 

 平成19年度決算分都立学校バランスシートの作成について (2009/03/30)

 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/gakumu/19balance.htm

 > 1)生徒一人当たりのコスト
 >  ※総コストを生徒数で除した生徒一人当たりのコスト

 >   高等学校:約133万円
 >   盲・ろう・養護学校:約792万円

 

一つ上の、「 茨城県 」 では、高等学校は、約65万円だったので、

東京都の 高等学校の 「 生徒一人当たりのコスト 」 は、茨城県の2倍。

 

東京都の盲・ろう・養護学校の 「 生徒一人当たりのコスト 」 は、茨城県の1.58倍

 

 茨城県報 号外第16号 (2010/03/15)

 http://soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/2010/201003/g…df#page=18

 > ③生徒一人当たりコストでは, 高等学校で平成20年度年間約63万円であるが,

 >  特別支援学校ではその約7.6倍の482万円を要している。

 > ④歳出面では, 人件費が高等学校で全歳出の約90%を占め,

 >  また特別支援学校では約93%を占めて, 財政の硬直化が進行している。

 > ⑤学校別に見ると, 高等学校では農業系や工業系など普通科以外の

 >  職業系高校と生徒減少に悩む小規模高校の

 >  コスト高 (生徒一人当たり100万円以上) が目を引く。

 > ⑥特別支援学校では, 学校により格差が大きく生徒数が100名未満の学校では

 >  生徒一人当たり年間コストは1,000万円を超える学校が多い。

 

    (太字: Rimbaud)

 

茨城県も、国と同様に、赤字に悩んでいる。

 

その対策として、

 

 茨城県報 号外第16号 (2010/03/15)

 http://soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/2010/201003/g…df#page=21

 > ⑤給与制度自体にメスを入れない限り, この問題は解決が難しいこと

 

 > 定員適正化計画 ( 平成10年度~22年度)  に基づき,

 > 一般行政部門及び教育部門において3,089人の削減を行った。

 

 > ②給与カット, 期末手当削減等……期末勤勉手当等の削減, 管理職手当のカット,

 >  退職手当支給月数の引下げなど

 

    (太字: Rimbaud)

 

 としている。

 

神奈川県でも、同じような対応がとられている。

 

 


閲覧数1,962 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/11/07 11:26
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