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2013年08月16日(金) 

 

 

 

養護学校の結婚、出産ラッシュと言っても、

もちろん、現役生徒や卒業生の話ではなく、教員の話である。

 

神奈川県立学校の

県立高校 「 100校計画 」 にともなう大量採用時代が

終わるのは、1992年頃だったろうか。

 

藤沢工業高校に新採用教員が6人、配属され、それが

確か、全員女性だったように記憶している。

 

次のレポートからも、おぼろげに推測できる。

 

  高総検レポート No29 ( 1996年6月12日発行 )

  「 20代の教員がいない学校が生まれている。 」

  http://www.fujidana.com/khtukosoken/report/rep29.htm

 

この1996年度のレポートから5年後の

2001年 ( 平成13年 ) でも、状況は変わっていない。

 

  平成13年度公立学校教員採用選考試験の実施状況について

  -第2表:各県別受験者数,採用者数,競争率-文部科学省

  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/senkou/03062601/002.htm

 

 

ところが、 

 

  公立学校教員採用選考試験の実施状況:文部科学省

  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/senkou/1243159.htm

 

で神奈川県を見ていくと、2004年 ( 平成16年 ) から新採用が、

増え始める。

  ※新採用に、他県での教員経験者も入れることで、

    30代もそこそこ増やそう、という意図があるようである。

  ※また、新採用の増加に伴い、臨任の教員も若い人が増えてくる。

 

次は、新採用の増加は、わかりにくいが、

とある養護学校 [ 2003年 ( 平成15年 )で、児童・生徒数197、教員数115 ]

の状況である。

 

  2002年 ( 平成14年 ) の新採用 2人 (男女1名ずつ)

  2003年 ( 平成15年 ) の新採用 3人 (全員女性、うち他県で教員経験者1名)


  2004年 ( 平成16年 ) の新採用 5人 (全員女性、うち他県で教員経験者1名)

  2005年 ( 平成17年 ) の新採用 4人 (男女2名ずつ)

  2006年 ( 平成18年 ) の新採用 3人 (男2,女1)

  2007年 ( 平成19年 ) の新採用 7人 (全員女性、うち他県で教員経験者1名、

                                   養護教諭1名)

  2009年 ( 平成20年 ) の新採用 4人 (男1,女3)

  2010年 ( 平成21年 ) の新採用 8人 (男2,女6、うちST女1)

  2011年 ( 平成22年 ) の新採用 4人 (男2,女2)

 

2004年から、新採用の人で、結婚する人が出始める。(※職場内結婚ではない。)

2006年から、新採用の人で、出産する人が出始める。

2007年から、新採用になった時点で、結婚している人も出てくる。

2010年から、臨任の教員で、結婚する人が出始める。

 

今や、教員数の多い養護学校では、

一年中、「入籍しました。」「結婚しました。」「赤ちゃんが生まれました。」 と

何かと、うれしい話題に包まれている。


閲覧数1,410 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2013/08/16 21:10
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