月に最低でも1回は、高齢者の運転する車が、店や人の列に突っ込む 事故のニュースを目にする。
こういった記事を読むにつけ、
藤子不二雄(A) 「ブレーキふまずにアクセルふんじゃった」
が思い浮かぶ。
どうせ、「自分が事故を起こすわけがない」と高をくくっている のだろうけど、高齢になって、それまでの自分と同じようには 身体が動かないことがわからないのだろうか。
もう、体は、 「ブレーキふまずにアクセルふんじゃった」 になっているのだ。
「ブレーキふまずにアクセルふんじゃった」 は、『藤子不二雄(A)ブラックユーモア短篇集①』 に収録されている。
◆店に突っ込めば、店の修理費、修理工事等で営業できない日数の収入保障、 人を死傷すれば、入院・治療費、損害賠償等がかかる。
自動車保険(任意保険)から、支払われるからいいのか? ◆損害賠償に使われる高額なお金は、交通事故を起こしていない 他の多くの人の自動車保険(任意保険)料金から 支払われている、ということなのではないだろうか。
それだけでは済まない問題がある。 日本は、欧米よりもかなり早いスピードで少子高齢社会が 加速している。高齢者が、小学生や園児、その親を死傷させるのは 少子高齢社会の別方向からの増長だ。
また、被害者への人道的な責任が、事故を起こした高齢者の 子どもたちにも及ぶことも十分にあり、 これまた、彼ら/彼女らに負担をかけてしまう。
◆高齢者は、 「後付けのペダル踏み間違い急発進等抑制装置」の ついた車の運転に限る、
とするなど、早急に対応してほしいものだ。 |