曇り空の中にも晴れ間があるように、病気で大変な状況の時でも、体調が戻ってきた時には、いろいろ見たり聞いたりするのもいいですね。
野口芳宏 氏は、
「『話す、聞く』 ではなくて、 『聞く、話す』 だ」 と言う。 ※文責: Rimbaud (相手の話を、まず聞かなければ、話し合いになるはずがないのである。)
「相手の話を聞く時に、よそ見をしていたり、内職をしていたのでは、 『聞く』 ことに魂が入らない。」 とも言う。 ※文責: Rimbaud
養護学校(知的) 小学部でよく見かける光景に、
教師が、子どもに上履きを履かせたり、手洗いをさせたり、 ハンカチで手を拭かせたりする時に、
子どもは、どこか他のところを見ていて、教師が、召使いのように 子どもの手をとって、させているということがある。
子どもが、自分の足下、手元をみなければ、 「上履きを履く」 「手洗いをする」 「手を拭く」 という動作に、 子どもの魂は入らない。
これでは、いつまでたっても、子どもは一人でできるようになるはずがない。
発達が1,2歳の子どもに、足下、手元を見させるのに、 一番効果があったのは、上体を曲げさせることだった。
上体を曲げさせるには、脇腹を軽く押すことだった。
|