「 感覚統合 」 に関する話しを、岩永竜一郎 氏から聞きたくて、
平成22年度 FD研修会 「学校支援2 -感覚統合の視点-」
に参加した。 この研修会は、
日本感覚統合学会
の主催である。
小・中・高校の子どものことが多く、 養護学校の子どものことはあまり出てこない。
が、ヒントはあった。
歯みがき: わたしの学校の小学部でも見たことがありますが、
わたしは、肢体不自由の養護学校じゃあるまいし、
普通、子どもに歯ブラシを持たせ、 その手をとって一緒に歯みがきをするところから始めますよね。
そのほうが、子どもが抵抗しませんから。
これは、 【 半能動的 】 に子どもが歯ブラシを動かすことになっていて、 【 能動的 】 に自分で感覚刺激をとりに行くときは、感覚過敏にならない。 その活動が安心できるものだと思えると、感覚過敏は小さくなる。 楽しんで取り組んだり、
★ 「 感覚統合 」 を実はよくわかっていないのに、
246. 「自立活動」 自閉症児編
(ムリに嫌な音に慣れさせようとすると、子どもが
★ 『 HACプログラム 』 http://homepage2.nifty.com/hac2001/sub03.html
や、『 RDIプログラム 』 のレベル1 http://homepage2.nifty.com/mikus/sub2seminarRDIleve…pdf#page=7
に通じる
「 高い、高い 」 セラピーを教えてもらった。
お父さんが、子どもによくやる 「 高い、高い 」 を 自閉症児に対してするのだ。
お母さんが呼んでも振り向かない。 人に興味を示さない。
そんな段階の自閉症児に次のようにする。 ( もちろん、体が大きくなりすぎていては、「 高い、高い 」 は使えない。 )
「 高い、高い 」 を何回かしたら、やめて、アイコンタクトをとる。 また、 「 高い、高い 」 を何回かしたら、やめて、10cm離れる。 すると、「 高い、高い 」 の感覚刺激が欲しくて、近寄ってくる。
10cmを、20cm、30cm ・・・ 5m … と離れていき、 どこかに隠れても、それを探して、「 高い、高い 」 をやってもらいに来る。
3ヶ月から6ヶ月で、人に対して注意を向けるようになるとのことだ。
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