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2010年04月25日(日) 

「 感覚統合 」 に関する話しを、岩永竜一郎 氏から聞きたくて、

 

平成22年度 FD研修会

「学校支援2 -感覚統合の視点-」
http://www.si-japan.net/pdf/fd2010%20gakkou%202.pdf

 

に参加した。 この研修会は、

 

日本感覚統合学会

http://www.si-japan.net/

 

の主催である。

 

小・中・高校の子どものことが多く、 

養護学校の子どものことはあまり出てこない。

 

が、ヒントはあった。

 

歯みがき:

 わたしの学校の小学部でも見たことがありますが、
 体を押さえつけて、教員がムリムリ、歯ブラシを口に入れて、
 歯みがきをする。

 

 わたしは、肢体不自由の養護学校じゃあるまいし、
 自分の手が動くのに、なんで、教員が、歯みがきをしているのか?

 バカじゃないの?と思っていました。

 

 普通、子どもに歯ブラシを持たせ、

 その手をとって一緒に歯みがきをするところから始めますよね。

 

 そのほうが、子どもが抵抗しませんから。
 そのうちに、嫌がらなくなりますしね。

 

これは、 【 半能動的 】 に子どもが歯ブラシを動かすことになっていて、

【 能動的 】 に自分で感覚刺激をとりに行くときは、感覚過敏にならない。

その活動が安心できるものだと思えると、感覚過敏は小さくなる。

楽しんで取り組んだり、
他の感覚刺激に注意をそらすことで、感覚過敏は小さくなる。
(圧や振動などの感覚刺激を加えると、他の感覚過敏が小さくなる。)

 

 

★ 「 感覚統合 」 を実はよくわかっていないのに、
 以下の記事で、さんざん、「 感覚統合 」 って言葉を
 使っているので、

 

 246. 「自立活動」 自閉症児編
 http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=24140

 

 (ムリに嫌な音に慣れさせようとすると、子どもが
  PDSD ( 心的外傷後ストレス障害 ) になりますよ!
  と言われて、ドキッ!としました。)


 「 感覚統合 」 が少しわかるようになって、よかった。よかった。 

 

 

★ 『 HACプログラム 』

  http://homepage2.nifty.com/hac2001/sub03.html

 

  や、『 RDIプログラム のレベル1

  http://homepage2.nifty.com/mikus/sub2seminarRDIleve…pdf#page=7

 

 に通じる

 

 「 高い、高い 」 セラピーを教えてもらった。

 

 お父さんが、子どもによくやる 「 高い、高い 」 を

 自閉症児に対してするのだ。

 

 お母さんが呼んでも振り向かない。

 人に興味を示さない。

 

 そんな段階の自閉症児に次のようにする。

 ( もちろん、体が大きくなりすぎていては、「 高い、高い 」 は使えない。 )

 

 「 高い、高い 」 を何回かしたら、やめて、アイコンタクトをとる。

 また、 「 高い、高い 」 を何回かしたら、やめて、10cm離れる。

 すると、「 高い、高い 」 の感覚刺激が欲しくて、近寄ってくる。

 

 10cmを、20cm、30cm ・・・ 5m … と離れていき、

 どこかに隠れても、それを探して、「 高い、高い 」 をやってもらいに来る。

 

 3ヶ月から6ヶ月で、人に対して注意を向けるようになるとのことだ。

 


閲覧数8,592 カテゴリ障がいと教育 コメント1 投稿日時2010/04/25 17:45
公開範囲外部公開
コメント(1)
時系列表示返信表示日付順
  • 2011/12/03 11:52
    鉛筆Rimbaudさん
    山田果佳さん、コメントありがとうございました。
    ブログも読ませていただき、大人の方達のことをもっと知っていこうと思います。
    次項有
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