雪組 全国ツアー公演 『仮面のロマネスク』/『Gato Bonito!!』 (2024年4月12日~5月6日)
を 磐田、静岡、長野、新潟で、それぞれ、1回ずつ、 埼玉(ウェスタ川越)を2回観た。
◆1 ウェスタ川越の2回だけでも、微妙に違い(バリアント)が存在する。
当然、各地の公演でも、それがあるのだろう。
◆2 まず、「ロマネスク」
(1) ダンスニーが、セシルの散歩を待ち受ける場面。 ソフィーの妨害をまったく、意にも介さず、セシルにアプローチするダンスニー。
歌を二人で歌い始め、思わず、
二人で両手をとってしまう/両手を持たない
ヴァルモン子爵に恋の手ほどきを受ける場面。
セシルのつもりで、ヴァルモンの両手をとってしまう/両手を持たない
ローズモンド夫人の邸に揃う。 その使用人 ジュリーとリーザが離していると、 ヴァルモン子爵の家来(けらい)のアゾラン登場。
ジュリーとアゾランがイチャイチャし始めるので、 ジュリーが「奥様の…」と場を外すのだが、その時の気持ちの表現が 各回で、さまざま。
戻ってきているはずだが、知らないか?
と聞く場面。二人が、「ヴァルモン家の色男」と体当たりしたり/しなかったり
居所を体よく聞き出したアゾランが、 軽く左手で二人を追いやったり、両手で突き飛ばしたり
(5) 3人組(ルイ、ジル、ジャン)の2回目で、
邸の物品を持ち出すところを、使用人のヴィクトワールに見つかり、 「花びん」「おぼん」「水差し」を
3人がそれぞれ・・・「・・・」「もう、しません」「ごめんね」だったり、 「かび~ん」「おぼ~ん」「みずさし~」だったり
それぞれの会場のある市または県の
名物を語る。
「恋しちゃった。」・・・「芋に・・・恋しちゃった」 ・・・「いも恋」 「何それ?」、、「コシヒカリ」、、「重そうだね」、、「米だから」
◆3 「GATO」のほうは、
(7) 朝美絢さんの「GATO BONITO」が、
「黒ネコのタンゴ」の場面で、言う台詞は、 各公演で、
「新潟のあれを食べ過ぎちゃって・・・」 「コシ」 「がヒカリ」 「腰が光ちゃって」(本当に腰のベルトのランプが10くらい点灯)
「カタリア(磐田のホール)で、ずっと カタリ(語り)ア かそう」
だったり・・・
(8) 新潟では、演目が終わる時の掛け声が、「コメ」だったり、
(9) 縣 千さんが、バリニーズ嬢として、ガトーボニート(朝美絢さん)と 二人で踊る場面、埼玉(ウエスタ川越)での最終回が、 一番、顔が輝いて見えた。(それまでの回では、どこか苦しそうに見えた。) |