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2009年10月18日(日) 
★古い頭の校長こそ、教員免許更新講習が必要だと思った次第。


夏に、校長、副校長と 「自己観察書」 について面談をした時のこと、

 Rimbaud: わたしが、学校でイヤーマフを頭につけて歩いていることで、
      他の先生や、送迎の保護者にもかなりイヤーマフが知られるようになった。
      イヤーマフを使う児童・生徒も増えた。

   校長: イヤーマフは、子どもが、自分で嫌な音に対して自己調整することになりにくい。
      他律的に教師がイヤーマフをつけさせて、音を遮断するわけだろ。
      子どもが、自分の感覚回路を通した自己調整になりにくい。
       例えば、Aくんは、嫌な音刺激が入ってきて、苛ついた時に、
      どうやって自己調整をしているかというと、
      その音が気にならなくなるほど、自分で声を出して(おしゃべりをして)
      音を遮断しているわけだよな。
      いい方法ではないと思うけど、
      Aくん自身が、嫌な音という外部刺激が、気にならないほど
      自分で声を出して自己調整している。
      自己調整をしているという意味では、他律的にイヤーマフで音を遮るよりも、
      自分から大声を出すAくんのほうが、いいだろう。

 Rimbaud: 嫌な音がした時に、

       ・嫌な音が気にならないくらいの大声を自分で出す
       ・おでこを叩く自傷をする。
       ・両耳を両手でふさぐ。

      するのは、どれも 「望ましい行動」 とはいえないわけですよね。
      どれも同じじゃないですか。


 Rimbaud: 嫌な音がした時に、自分からイヤーマフをつけることで、

       ・嫌な音が気にならないくらいの大声を自分で出す
       ・おでこを叩く自傷をする。
       ・両耳を両手でふさぐ。

      などの 「望ましくない行動」 をしないで、

       ・手を振って歩く
       ・作業をする
       ・学習する
       ・見る、聞く

      などの 「望ましい行動」をすることを
      教えるのが、教師の仕事ですよね。

 Rimbaud: それに、イヤーマフは、音が全く聞こえないようにできるような代物(しろもの)
      ではありません。音が少し弱まるだけです。

   校長: イヤーマフは、音がまったく聞こえないわけじゃないのか。

 Rimbaud: イヤーマフを自分でつけてみたこともなかったんですか?

 Rimbaud: ただ、イヤーマフは必要な時にだけ、つけるのであって、
      「いつもつけっぱなし」 といのは、
      24時間、聴覚障害にしてしまい、
      後ろから車がつっこんできた時に、
      その音が「聞こえない」ことによって、危険回避ができなくしてしまうので
      却って有害ということはいえると思っています。


 099。 「人のふり見て」(他校の文化祭編)
 http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=69015

 で書いたようなイヤーマフのつけっぱなしは、最低です。









閲覧数1,914 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2009/10/18 19:03
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