★古い頭の校長こそ、教員免許更新講習が必要だと思った次第。 夏に、校長、副校長と 「自己観察書」 について面談をした時のこと、 Rimbaud: わたしが、学校でイヤーマフを頭につけて歩いていることで、 他の先生や、送迎の保護者にもかなりイヤーマフが知られるようになった。 イヤーマフを使う児童・生徒も増えた。 校長: イヤーマフは、子どもが、自分で嫌な音に対して自己調整することになりにくい。 他律的に教師がイヤーマフをつけさせて、音を遮断するわけだろ。 子どもが、自分の感覚回路を通した自己調整になりにくい。 例えば、Aくんは、嫌な音刺激が入ってきて、苛ついた時に、 どうやって自己調整をしているかというと、 その音が気にならなくなるほど、自分で声を出して(おしゃべりをして) 音を遮断しているわけだよな。 いい方法ではないと思うけど、 Aくん自身が、嫌な音という外部刺激が、気にならないほど 自分で声を出して自己調整している。 自己調整をしているという意味では、他律的にイヤーマフで音を遮るよりも、 自分から大声を出すAくんのほうが、いいだろう。 Rimbaud: 嫌な音がした時に、 ・嫌な音が気にならないくらいの大声を自分で出す ・おでこを叩く自傷をする。 ・両耳を両手でふさぐ。 するのは、どれも 「望ましい行動」 とはいえないわけですよね。 どれも同じじゃないですか。 Rimbaud: 嫌な音がした時に、自分からイヤーマフをつけることで、 ・嫌な音が気にならないくらいの大声を自分で出す ・おでこを叩く自傷をする。 ・両耳を両手でふさぐ。 などの 「望ましくない行動」 をしないで、 ・手を振って歩く ・作業をする ・学習する ・見る、聞く などの 「望ましい行動」をすることを 教えるのが、教師の仕事ですよね。 Rimbaud: それに、イヤーマフは、音が全く聞こえないようにできるような代物(しろもの) ではありません。音が少し弱まるだけです。 校長: イヤーマフは、音がまったく聞こえないわけじゃないのか。 Rimbaud: イヤーマフを自分でつけてみたこともなかったんですか? Rimbaud: ただ、イヤーマフは必要な時にだけ、つけるのであって、 「いつもつけっぱなし」 といのは、 24時間、聴覚障害にしてしまい、 後ろから車がつっこんできた時に、 その音が「聞こえない」ことによって、危険回避ができなくしてしまうので 却って有害ということはいえると思っています。 099。 「人のふり見て」(他校の文化祭編) http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=69015 で書いたようなイヤーマフのつけっぱなしは、最低です。 |