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2010年05月22日(土) 

 

 

 

 

わたしの養護学校 (知的) の

「個別教育計画」 の書式も、学部によって、変更、変更が行われてきた。

 

 

◆中学部のものは、3年前に変更されたもの

 

  「 実態の把握 」 の書式の項目は、

  (1) 生活面 (2) 認知・学習面 (3) 行動・社会性・コミュニケーション面

   (4) 運動面・身体面

 

  「 短期目標 」 の書式の項目は、

   (1) 生活 (2) 認知表出 (3) 社会性 コミュニケーション

     (4) 運動身体

 

  「 長期目標 」 の書式は、

   (1) 将来の姿として望まれること 」

   (2) 実現に向けて目標になること、関わり方等

      (i)  <年間目標>

      (ii) <関わりの基本的おさえ>

 

     ※ こんな、粗い 「 長期目標 」 でいいのか?とわたしは思った。

 

◆高等部は、「 短期目標 」 の書式が、教科担任の数だけある。

  そのため、「 個別教育計画 」 は、一人あたり10数枚に及ぶ。

  これを全部、保護者に読んでもらおうというわけだが、かなりムリがある。

 

  6年前、高等部の 「 個別教育計画 」 を保護者に配布する前に、

  高等部の学部長が、生徒100人分ぐらいを、誤字・脱字・誤解をまねく表現などを

  チェックしていたが、これは、すごい心労だったようで、

 

  そのストレスで、耳鳴りがするようになったと言っていた。

 

◆小学部も、昨年までの 「 短期目標 」 は、教科ごとに目標を設定していたが、

 教科担任制ではなく、クラス担任が授業をするので、

 1枚の 「 短期目標 」 の中に、各教科の目標を入れることができていた。

 

 今年から、小学部も、中学部に似た書式になった。

 というよりは、以前の書式に戻った。

 

 4,5年前まで使っていたのと、同じような書式に戻ったのである。

 

 ★ 小学部で昨年まで使われていた書式を、強引に小学部に持ち込んだ研究部の主任は、

   今年、県の教育センターに転勤になった。

 

   その人を研究部の主任に、4年間もさせていた校長は、今年、退任した。

 

   横浜国立大学の大学院に内地留学したからといって、

   勉強をたくさんしたからといって、

 

   子どもの指導がうまくならない人がいる ということを、この二人から

   わたしは、学んだ。

 

   さらに、子どもの指導がうまくもなく、まともな指導ができない人が、

   管理職や指導主事になって、学校をかき回す例が少なくないことも、この二人から

   わたしは、学んだ。

 

 

 

 

  


閲覧数2,584 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/05/22 12:24
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