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2010年05月22日(土) 

AD/HD 向けの 「 ペアレントトレーニング 」 を

自閉症児に対して行っても、自閉症児に良い効果は期待できない。

 

つまり、保護者のほうが、疲れてまいってしまうだけということになる。

 

そこで、自閉症児向けの 「 ペアレントトレーニング 」 が必要となる。

 

自閉症児が、百人いれば、百人ともそれぞれ違っているので、

これは、保護者が学習会に参加するのが、一番良い。

 

 

 

 

 

 

仙台の 「 にゃっき~ず 」 だと、

 

 自閉症のペアレントトレーニング ( 第9回 )

 http://www.knyackies.com/archives/218

 

となっているように、

 

一年間で、9回の講座を組んでいるようだ。

 

 9:45~10:45 の 1時間が、 講座

11:00~11:30 の30分間が、 駆け込み寺(Q&A)

 

という設定だ。

 

AD/HDの子どもなら、次のような行動でも、 「 ほめる 」 ことから

始めることができる。

 

 ◆例1

  AD/HDのAくんは、体育の準備をしようとしています。体育の帽子を机の上に忘れたままです。

  運動靴を履きましたが、左右が逆になっています。

 

自閉症児の場合は、やりかたを教えて、ほめる

それも3年間は、ほめ続ける

 

ケース1★

 ある自閉症児(女児)に、

 トイレの個室の中で排泄をすることを教えて
 やっと、できるようになった。


 ところが、2,3ヶ月したある時、トイレの個室が全部ふさがっていて、我慢できなくて
 トイレの個室の外で、してしまった。


 教員が大騒ぎをして、対応したために、

 この自閉症児は、
 「 トイレの個室の外ですると、みんなが相手してくれて、楽しい。 」
 と思ってしまった。


 この事件から2年経った今でも、
 トイレの個室の中で、排泄することができていない


 という。


 ★どうすれば、良かったかというと、


  トイレの個室の中で排泄ができたことを、
  毎日、毎日、3年間は、ほめ続けて、
  確実に身につけさせなければいけなかったのだ。


  トイレの個室の外でしてしまった時に、
  淡々と対応しなければいけなかったのだ。

 


閲覧数2,989 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/05/22 08:32
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