『 5歳児の反抗期は、文と文をつなぐ練習をしているだけ 』 ┌─────────┐ ┌──────────┐
これと似たようなことで、
次の (A) と (B) は、 先生に反抗しているように見えるけど、 実は、
・漢字のいろいろな読み(音読み、訓読み)
を使う練習をしているだけなのではないか。
自閉症児で、「 ○○くんは、車、運転しますか?」 と 2歳児相当の 「 てにをは 」 が使えないのに、 小学校の漢字がだいたい読める子どもがいます。
(A) 「 今村 桂 (かつら) 」 先生を 「 いまむら けい先生」 と
(B) 関口先生を 「 ぜきぐち 先生 」 とわざと 【 濁点 】 をつけて
一方的に、「 ハリー・ポッター 」 に出てくるような 「 バジリスク って知ってますか。」 と聞いてきた後、 そのバジリスクなどについて、百科事典を暗唱しているかのように、 ぺらぺらと一方的に喋って去っていく子どもがいる。
その子の話に教師達は、毎回、付き合わされるわけだが、 最近は、接続詞の練習をしているように見えるようになってきた。
「 クレヨンしんちゃんは、嫌い。」 「 子どもに見せられない。 」 「 象さん、パオーン ( おちんちんを見せる ) するから。」
「 ○○先生 (女性) は、嫌い。」 「 □□するから。」
などと一人で、一方的に話して去っていく。
言葉の発達は、簡単に、
1歳で 「 1語文 」、 2歳で 「 3語文 」、「てにをは」 3歳で 「 接続詞 」 4歳で 「 話しことば 」 は、ほぼ完成
となるようだ。
幼児のことばの発達段階 / 子育て応援事典 http://www.yu2372.net/An%20infant-23.html > 1歳~1歳半 > ② この時期のことばは、形の上では1語であるが、 > 文としての働きを持っている。(1語文) > 例 「 ワンワン 」⇒「 犬がいる 」「 犬がいて怖い 」「 犬がいてうれしい 」 という > 意味にもつかわれる。
> 1歳半~2歳 > ③ 名詞のほか、動詞、形容詞が使えるようになり“2語文”が言える。 > 例 「 アッチイク 」 「 オテテキレイ 」 「 オカシチョウダイ 」
> 2歳 > ③ 三つのことばを結びつけた文(3語文)が言えるようになる。 > 例 「 ボク、デンシャヲ、ミタヨ 」 > ⑦ 「 てにをは 」 などの助詞の入ったことばが使えるようになる。
> 3歳
> 4歳 > ① たいへんおしゃべりになる。このころのおしゃべりは一種の遊び。(下線:Rimbaud)
上の表の 「 4歳 」 で、 「 このころのおしゃべりは一種の遊び。(下線:Rimbaud)」 というのが、多分、上で言う 「 ことばの練習が、反抗しているように見える 」 ということでは ないかと思う。
ひろば 4~5歳児 http://freesia7.blog10.fc2.com/blog-entry-918.html > 2~3歳児の頃は、友だちと上手に遊ぶことが出来ません。 > でも4歳になると、遊べるようになります。 > 遊びながら友だちの行動を真似たり、遊びから言葉を覚えたりします。 > 社会性の基本を、学んでいるのです。
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