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2011年04月02日(土) 

「 計画停電を行うべき理由がほとんどない 」

という考えを、何人もの人が言っているが、どうなのだろうか?

 

例えば、次の記事。

 

  真夜中の巨人戦:月刊アカシックレコード110401

  (2011/04/02 00:05) 週刊アカシックレコード

  http://ameblo.jp/akashic-record/entry-10847210359.html

  計画停電はトリックではないか

  東京電力 ( 東電 ) 管内では電力不足など起きていないのではないか

  > それは、2007年7月16日の新潟県中越沖地震の際、

  > 福島の10基とほぼ同じ出力を持つ柏崎刈羽原発の7基が同時に停止したのと同じく

  > 「 想定の範囲内 」 のはずだ。

  > 2007年の真夏に計画停電がなかったのに、

  > 2011年の真冬でも真夏でもない時季に計画停電が行われるのは、矛盾している。

 

「 輪番停電 」 の実施が報道されたのが、3月12日の夜

 

  ( 2011/03/12 22:19 ) asahi.com ( 朝日新聞社 )

  輪番停電14日から実施 原発被災、電力不足長期化か - 社会

  http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103…20540.html

  > 福島第一・第二原子力発電所の大規模被災などを受け、

  > 東京電力は週明け14日から、

  > 地域単位で順番に時間を決めて電力供給をとめる 「 輪番停電 」 を実施する方針だ。

  > 戦後の混乱期以来の措置となる。

 

この翌朝には、

「 輪番停電 」 の必然性に疑問を投げかかる声が出ていた。

( ただし、火力発電所も動かないというのでないなら、と )

 

  Twitter / 東海アマ管理人

  ( 2011/03/13 7:59 )

  http://twitter.com/tokaiama/status/46706883226116096

  東電の輪番停電必然性は疑問

  > おそらく福島原発の存在意義を正当化するため意図的に不足を演出している。

  なぜなら水力・火力の余裕は原発と同等に用意されているから

  > 相馬火力が完全停止だとかなり問題だが

 

国際エネルギー機関 ( IEA ) が、

原子力発電所の停止による電力不足は、火力発電で補えるのでは

という見解を示した。

 

  ( 2011/03/15 23:07 ) Reuters

  日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA

  http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJA…9520110315

  > [ ロンドン 15日 ロイター ] 東日本大震災に伴う原発事故を受けて、

  > 国際エネルギー機関 ( IEA ) は15日、

  > 日本は原子力発電の不足分を補うだけの

  十分な石油火力発電による余剰能力を有している

  > との見解を示した。

3月18日までには、「 2003年4月14日からの10日間 」 を

全原発が停止したまま、停電なしで乗り切ったではないか、

という記事が出始める。

 

  ( 2011/03/18 ) [世界の環境ホット!ニュース] - メルマ!

  [GEN 787] 無 「 計画停電 」 決定までの舞台裏(1)

  http://melma.com/backnumber_90715_5134940/

  > まず、今回の首都圏の 「 計画停電 」 は回避できたということを

  > 確認しておきたいと思います。

  > というのは、東京電力は過去に原子炉全停止という経験をしていて

  > そのときは今回のような混乱もなく、もちろん停電もなく乗り切っているからです

  > だから、今回も同じように対応すればよかったはずです。

 

  > 東京電力は、2002年8月 に発覚した点検虚偽記載事件で、

  > 全原子炉の再チェックを課され、

  > 福島第一原発6号機 ( 出力110万キロワット=以下kW ) が検査入りした

  2003年4月14日から、柏崎刈羽6号基が点検を終えて再稼動した24日まで
  わずか10日間ではありましたが、今回と同じ管内の全原発が停止するという

  > 経験をしています。

 

  > 休止中の火力発電所を再稼動させたり、

  > 関西電力などから最大90万kWの融通を受ける一方、

  > 顧客の節電努力でこのときは切り抜けています。

 

「 2003年4月14日からの10日間 」 については、

次の記事が、予測を書いている。

  

  ( 2003/02/16 )

  予備電力ゼロの危機-東電・原発トラブル隠しの余波-

  http://www.local.co.jp/news-drift/comment-genpotu2.html

  東京電力は2003年4月中旬までに17基すべての原子力発電所を停止する

  > 一連のトラブル隠しで安全確認を求める地元の声に配慮し、定期検査を前倒するためだ。

 

  停止した原発の再稼働が遅れると、東電の予備発電能力は3月にはゼロになり

  > 綱渡りの電力供給となる。
  停電を起こさないためには電力供給量が需要量を常に

   10%程度上回る予備電力量が必要といわれる。

  > 東電の原発の総出力は1730・8万キロワットで総発電量の40%強を占め、

  > いまや最大電源になっている。

 


閲覧数2,104 カテゴリ311福島原発 投稿日時2011/04/02 19:06
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