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2011年05月07日(土) 

子どもに、社会生活のルールを、まず最初に教えるのは、普通は親である。

 

「 しつけ 」 という。

 

  ・人が見て、不快に思われない食べ方。

  ・人が見て、不快に思われない排尿・排便の仕方。

  ・人が見て、不快に思われない衣服の身だしなみ。

 

  ・スーパーマーケットなど、人がたくさんいる場所で、

   人が見て、不快に思われない身の振る舞い方。

   ( 走り回ったり、大声を出したり、飲み食いしながら買い物をしない、 など )

 

こういったことは、子どもは、教えられないとできない。

 

「 我慢すること 」 も教えられないとできない。

 

  3歳頃に、子どもは、 「 あれ、買ってくれないとヤダ。 」 と

  地べたに寝転がって、駄々をこねる 時期を必ず通過する。

 

この時に、親が、 「 仕方がないわねぇ。 」 と物を買い与えてしまうと、

「 我慢できない 」 子どもに育ってしまう。

 ( このような親が、一度だけ、甘いということはありえない。

  いつでも、甘いはずだからだ。)

 

子どもは、「 しっかりとした親 」 の前では、

「 我慢 」 をする。

 

しかし、よくあることだが、「 親がいない 」 ところでは、

「 我慢 」 できないこともよくある。

 

つまり、子どもは、「 自分一人 」 では 「 我慢 」 できないが、

「 しっかりした親や教師の前 」 では、 「 我慢 」 できる。

 

そして、子どもが成長していくにつれて、

「 自分一人 」 でも、 「 我慢 」 できるようになっていく。

 

これは、養護学校 (知的) でも同様である。

 

  399. 担任が替わると、できていたことができなくなる。

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最初の2年間は、

「 しっかりした教師の前 」 では、 「 我慢 」 できる。

 

3年目には、

「ほとんど、どの教師の前 」 でも、 「 我慢 」 できるようになる。

 

しかし、

「 自分一人 」 でも、 「 我慢 」 できるようには、ならないことも多い。

「 家 」 では、相変わらず 「 我慢 」 できないまま、ということもありうる。

 


閲覧数1,751 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2011/05/07 11:08
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