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2017年02月11日(土) 

わたしたちの身体には、体温や心拍数、血圧などの状態を一定に保つ働き、ホメオスタシス機能があります。大きすぎるストレスによってダメージを受けるのは、このホメオスタシス機能。自律神経系、免疫系、内分泌系が打撃をうけます。

とりわけ、めまい・耳鳴りは、ストレスと関連づけられる症状です。
症状はストレスのサイン。健康とコミュニケーション能力を失わないうちに、早めの受診を。

 

 

ストレスが原因かもしれない病気
耳鳴り・めまい・良性発作性頭位めまい症・メニエール病・難聴(心因性難聴/急性低音障害型感音難聴/突発性難聴)

 


ストレスがどうして?

身体の平衡を保つため、脳は五感や筋肉・骨格から情報を収集し、調整しています。めまいは情報が伝達されない、あるいは情報を処理できないため、平衡感覚が保てない状態です。原因は目・耳・脳の病気、加齢、血圧、薬物の影響もありますが、ストレス・過労・睡眠不足が引き起こす自律神経の乱れによって起こりやすくなります。

 

耳鳴りは、聴覚情報が入らず(聞こえない)伝達されないため、情報処理の過程で誤作動が起こり、聞こえない音(耳鳴り)がしているように錯覚する状態です。耳や脳の病気、高血圧、薬物の影響も考えられます。文字どおり強いストレスやショックで起こる心因性難聴があるくらい、難聴はストレス・過労で起きやすく、またストレスや不安を抱えていると症状が悪化します。

 

耳鳴りは、音が聞こえにくい状況から始まるため、軽度の難聴が起きていると考えられます。難聴の患者数は最近、増えています。氷室京介さん、大友康平さん、浜崎あゆみさん、スガシカオさん、相田翔子さんも苦しんだ突発性難聴は、ここ10年で患者数が倍増、ことに50~60代に急増しています。30代をピークに20~40代の女性に多いのが「めまいのないメニエール」と呼ばれる急性低音障害型感音難聴(低音難聴)。いずれも、仕事での過労のほか、育児、介護などで「追い立てられるような」ストレスを生活で感じていると罹りやすくなります。

 

難聴はどれだけ治療を早く始めるかが、回復を左右します。ことに突発性難聴は、おかしいと思ったら理想は2日以内の受診、遅くても2週間以内が推奨されています。受診して問題がなければ、それに越したことはありません。耳鳴りが1日以上続くときは、耳鼻科への「念のため受診」をおすすめします。

 


ピックアップ疾患:メニエール病
内耳にリンパの水ぶくれができて、平衡が保てなくなることでめまい発作がくり返し起こる病気です。リンパが溜まってしまう原因はストレスが挙げられ、メニエール病を「ストレス病」と断じる医師も少なくありません。重篤なケースでは、内耳の手術が行われることもあります。またメニエール病とよく似た症状の「遅発性内リンパ水腫」は難病指定されています。

 

 

罹りやすい人
女性が多いものの、男性がかからないわけではありません。30~50代が多く発症します。ストレス・過労・睡眠不足・精神的な緊張が続いていて発症に至ります。職業では仕事と家事・育児・介護に振り回される主婦がトップで、派遣やシフト勤務など自己裁量の少ない業態、接客・介護・教職の職業が増えています。


メニエール病は標準からやせ型の体型の人に多く、肥満体型の人は少ない傾向があります。「几帳面・神経質・勝ち気」と自己申告する人の割合が高いのが特徴です。また、めまい発作は寒冷前線や低気圧の通過時に増えることがわかっています。

 

 

症状
「目が回る」、「天井が回っている」と感じる回転性のめまい発作が突然起こり、10分から数時間にわたって続きます。めまい発作時には難聴や耳鳴りが伴い、吐き気をもよおすこともあります。
めまい発作が年に数回で済む人から、週に2~3回悩まされる人まで頻度はさまざま。めまい発作が命にかかわることはありません。ただし、発作回数を重ねるごとに難聴が進行し、聴力を失う危険性はあります。

 


治療のタイミング
難聴と同様に、メニエール病も早期発見・早期治療が肝心です。


・目を閉じていてもゆらゆら揺れる感じが止まらない
・横になっていてもめまいがする
・ぐるぐる目が回るようなめまいが何度か起きた
・めまいや耳鳴りがちょくちょく起きる
・一度めまいが起こると20分以上続く
・めまいと同時に耳鳴りや難聴が起きる
・めまいと同時に吐き気をもよおす
・低い音や低い声が聞き取りにくい
・ときどき耳がつまったように感じる

 

こんな症状が続くときは、めまい相談医・めまい外来への「念のため受診」をおすすめします。「なんでもなかった」という結果なら、それに越したことはないのですから。

 

予防・発症後の発作の予防は


・過労状態の改善
・ストレスの解消
・十分な休養と睡眠
・適度な有酸素運動

 

です。一人で手放し切れないストレスを抱えたときは心理カウンセリングの利用が有効です。

 

 

メニエール病[PDF]
http://www.secand.jp/work/img/pdf/099-1.pdf
(渡辺行雄・富山大学大学院名誉教授

「第28回日本めまい平衡学会医師講習会」2011年より)

 


閲覧数1,099 カテゴリストレス・ケア コメント1 投稿日時2017/02/11 19:16
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