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2009年12月30日(水) 

「自閉症を100人以上診るまで、自閉症について語るな」 という言葉を

わたしは、養護学校 (知的) で教える時、いつも頭に思い出すことにしている。

 

この言葉は、多分、以下のような話が元になっているのだと思う。

 

 「脳・心・身体・魂・家族」病 | NPO法人 楽しいモグラクラブ

 http://mog.la/blog/53/1970.html  

 > 以前、杉山登志郎先生が自閉症を100人以上診たことのない医者とは

 > 自閉症について話さないといっていた言葉

 

杉山登志郎 氏は、言葉の魔術師というか、錬金術師のような人だと

わたしは、思う。

 

 「第四の発達障害」 「軽度発達障害」 という言葉を

作ったのが、杉山登志郎 氏だろうから。

 

これらの言葉で、それまで人々が見過ごしてきた

問題に光をあてたのが杉山登志郎 氏だと言っていいだろうから。

 

 

 「軽度発達障害」 という言葉で、

 

LD、AD/HD、高機能自閉症、アスペルガー症候群、 (軽度知的障害)

 

は、知的な遅れがないという意味では、  「軽度」 かもしれないが、

彼らが抱えている問題は、決して軽くはないことを、問題にした。 

 

そして、 「第四の発達障害」 という言葉で、

「虐待」 を受けて育った子ども達が、

 

LD、AD/HD、高機能自閉症、アスペルガー症候群のような

 (軽度) 発達障害の子ども達とそっくりの症状を示すことを世に知らしめた。

 

 

 


閲覧数5,497 カテゴリ障がいと教育 コメント2 投稿日時2009/12/30 18:47
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2009/12/31 09:52
    鉛筆Rimbaudさん
    アースバウンドさん、ありがとうございます。

    『虹の彼方からきた子どもたち』 が特定の子どもを
    指すのかどうかはわかりませんが、

    『虹の彼方からきた子どもたち』 の和訳者の渡部まり子 氏は、
    この本の和訳にとりかった経緯を次のような
    障害をもった子ども達がおかれている状況を
    なんとかしたかったからと書いていますね。

    http://shop.hint.jp/st/docs/about_niji.html
     >(シュタイナー教育とは)別の方法を使った
     > 特殊学校の教師を経験したことにあります。
     > 自閉症(オーティズム)、ダウン症など、

     > そこに一年間働いてみて、テレビやコンピューターに
     > 翻弄されて戸惑う子どもたちを目の当たりにし、

    日本でも、斉藤公子 氏のさくら・さくらんぼ保育は、
    障害をもった子どもも取り込んでしまえる
    優しさと懐の大きさをもっているとわたしは思っています。

    障害のある・なしに関わらず、子どもの時代は、

    その子どもにあった子育て・教育が必要だということは共通ですね。

    ドストィエフスキィは、わたしは、本の名前ぐらいしか
    よくは知りません。

     白痴 (ドストエフスキー) - Wikipedia
     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%97%B4_(%E…%E3%83%BC)

     『未成年』 ドストエフスキー epi の十年千冊。/ウェブリブログ
     http://epi-w.at.webry.info/200807/article_2.html

    本に書かれている人物は、
    誰かの 「支援」 がなければ、生きていけないという
    ようには思えませんでした。
    次項有
  • 2009/12/30 19:09
    >「虹の彼方からきた子どもたち」
    これは、”Down syndrome”とか
    称されるひとへの呼称。
    なぜか、
    私のそだった区域、
    斉藤分町、上反町では、がきが通る道に「かれ」らを
    道行き人に「さらしていた」記憶。鮮明でもあります。
    かれ(ら)がのぞんでいいたのでしょう。

    シュタイナーが謂った未来のひと。

    イデオロギーかもしれません。
    わたしの『白痴』、『未成年』の悪影響?
    (ドストィエフスキィ)

    「対象」区域が明らかに異なっていますか。

    懐の「事象」。
    次項有
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