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2009年08月20日(木) 

8月18日(火) の 「湘北地区特別支援教育研究大会」 で、

 

  041. 湘北地区特別支援教育研究大会 (名前を変えろ!)

  http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=18766

 

県立座間養護学校の有馬高校分教室の取り組みを聞いた。

とてもいい! と思った。

 

以前、わたしは、養護学校の分教室について、次にように書いた。

 

> この分教室は、 「高等養護学校」 に近いです。
>  「就労」 を希望する生徒が集まります。

 

> ただ、高校に間借り状態なので、作業のための教室も設備もないんですねぇ。
>  生徒の能力は、本校よりも高いのにも関わらず。

 

    037. 高等養護学校って?

    http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=17611

 

 

作業のための教室も設備もない」 なら、近くの企業やスーパーマーケットで

仕事をさせてもらえばいいじゃないか。

 

わたしは、そう思っていた。

 

座間養護学校の有馬高校分教室は、まさに、それをやっていた。 (すごいぞ!)

 

有馬高校分教室の開設準備の段階で、

近くの企業に、「1年間 20回ですが、お願いできませんか」 と頼んで回り、

7つの企業、スーパーマーケットから 「いいですよ。」 と言ってもらったとのことだ。

 

毎週、火曜日の午前、「職業」 の時間に、

教員1人が、生徒3,4人を引率して、徒歩で、7社に仕事をさせてもらいに行く。

 (次の週も、同じ企業に行く。)

 

そして、 その火曜日の午後は、午前の仕事の様子をDVDで振り返るのだ。

 

  座間養護学校 有馬分教室

  http://www.zama-sh.pen-kanagawa.ed.jp/arima.html

 

10:00 有馬高校分教室を徒歩で出発

10:30 企業に到着 仕事開始

12:00 仕事終了 企業を徒歩で出発

12:30 有馬高校分教室に到着 昼食開始 (分教室なので、給食はない)

 

スーパーマーケットに行くグループだけは、他の6社よりも遠いことなどもあり、

1日仕事になっているとのこと。

(生徒たちは、「たくさん働かせてもらえる」 = 「自分たちの仕事ぶりが期待されている」

 と受け止めていて、いっそうはげみにしている。) 

 

DVDで、午前の仕事を振り返るのもいい。

 

 兵庫県の県立養護学校の 「ゆう先生」 も

 http://home.att.ne.jp/apple/yu/menu.htm

 

   面接に備えよう 2007/08/06

   http://home.att.ne.jp/apple/yu/jugyouan/SSTmensetu.pdf

 

 などで、ビデオを使っている。

 

 

ちなみに、座間養護学校 有馬分教室の現場実習は、

1年生の秋からにしているとのことだ。

(1年生の春からだと、生徒たちにハードルが高いからだそうだ。)

 

わたしも、これに賛成だ。

1年生の春は、

中学校生活とは、随分違う座間養護学校 有馬分教室の生活に

慣れることに、まだ、生徒たちは精一杯のはずだからである。

中1ギャップがあるように、当然、高1ギャップはある。) 

 

 

 

 

 

 


閲覧数3,946 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2009/08/20 06:39
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