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2010年03月20日(土) 

「 卒業 」 って、本当におめでたいの?

 

以前なら、 「 卒業 」 は 「おめでとう 」 と思えた。

 

でも、最近は、そうは思えなくなってきた。

 

本当に、 「 卒業 」 にふさわしい力をつけさせることができたのか?

 

と自問自答しなければならないからだ。

 

その一つが、 「 言葉 」 だ。

 

保護者の希望、願いには、

 

「 言葉が話せるようになってほしい。 」 がある。

 

それに対し、私達、教師は、真摯に取り組んできたのか?

(保護者の希望、願いがなかったとしても、

 「 言葉 」 には取り組まなければいけないわけだが・・・)

 

今回、卒業生の 「思い出のスライド映像」 に、子ども達の声を

一緒につけて流してみたのだが、

 

普段、聞き取れる言葉を話すようには見えなかった子どもに、

はっきりと聞き取れる言葉がいくつかあることが、遅まきながらわかった。

 

 Eくん、  「 はい 」 「 おいしい 」

 Fさん、  「 ○○ちゃん 」

 Dくん、  「 え~、なんなのよ 」

 

一日の間に、こういった言葉が、1回出ていたのを、

2回、3回・・・・出るように増やしていき、

 

他の違う言葉も一つ、また一つと言えるようにしていくことは、

学校の仕事だと思う。

 

しかも、「 言葉 」 のように、頭の成長に関わることは、

小学部の間に教えなければ、手遅れだ。

「 中学部、高等部で教えましょう。」 では、間に合わないのだ。

 


閲覧数1,642 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/03/20 09:34
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