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2010年04月10日(土) 

例えば、相模原市で、

 

今年、小学校、中学校の特別支援級の担任に、
新しくなった先生のための研修が、

地域の養護学校で1日ある。

 

午前中は、小学校、中学校の特別支援級の新担任は、
養護学校の各クラスに入って、

養護学校のクラス担任達の子どもへの対応の仕方、指導の仕方を
見ながら、自分の入ったクラスの子ども達へ対応、指導をする。

 

そして、子ども達が学校から家庭へ帰った後、
養護学校のクラス担任と、質疑応答をするのが常だった。

 

しかし、午前中の養護学校のクラスでの児童・生徒のこと、

養護学校のクラス担任の対応、指導の仕方、授業のこと、

 

への質問はほとんどなく、

自分が自分の 「 特別支援級での」 授業、あるいは指導、対応で

困っていること、悩んでいること

についての質問ばかりなのだ。

 

だったら、

養護学校のクラス担任と、質疑応答をする 」 必要などないじゃないか。

 

はじめから、

質問に答えられそうな養護学校の先生を何人かと、

小学校、中学校の特別支援級の新担任、全員を

一カ所に集めて、質疑応答 (Q&A) をしたほうがいいじゃないか。

 

というのが、養護学校教員達の当然の反応だった。

 

これと同じようなことが、

「 公開授業研究会 」 でも起こる。

 

公開された授業についての質問、意見はほとんどなく、

自分が自分の 保育園、幼稚園、就学前療育施設、小学校、中学校等の

授業、あるいは指導、対応で

困っていること、悩んでいること

についての質問ばかりなのだ。

 

なんで、こんなことになるのか?

 

これは、 養護学校の 「 教育相談 」 機能に弱い部分があるということだと思う。

 

つまり、過去に、寄せられた

自分が自分の 保育園、幼稚園、就学前療育施設、小学校、中学校等の

授業、あるいは指導、対応で

困っていること、悩んでいること

についての質問は、

 

よくある質問 (FAQ) なのだから、

養護学校のウェッブページ (ホームページ) に公開し、

「 それを読んでね! 」 とお願いすればいい。

 

また、そのような質問に対する答えを集めた書籍も出ている。 

 

その過去の 「よくある質問 (FAQ) 」 や、そのような書籍に

載っていない質問について答えていけばいいはずだ。

 


閲覧数1,644 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/04/10 09:09
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