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2010年10月09日(土) 

養護学校 (知的) 中学部3年の音楽の時間に、

 

音楽鑑賞の時間があって、学年のすべての教員が順番で

10分間、お勧めの曲を聴かせることになっている。

 

ピアノを演奏する先生がいたり、好きなCDをかける先生がいたり、

好きな映画DVDの中の音楽を大型TVに映す先生がいたり、

太鼓の演奏をする先生がいたり、いろいろだ。

 

わたしは、音楽鑑賞に、DVDやビデオの映像を見せることに、

不満がある。

 

一体、音楽鑑賞というのは、映像鑑賞なのか?と思えてしまうからだ。

 

神奈川県立ひばりが丘学園で、

JINMOさんが、この知的障害児・者 更生施設の利用者さんに

http://d.hatena.ne.jp/zu_hause/20071118

演奏する時は、部屋を暗くしていた。(音量はかなりの大音量だった。)

 

音量が大音量かどうかはともかく、

部屋が暗いというのはよさそうである。

 

暗い部屋に単調な光、

そう、スヌーズレン空間こそが、音楽鑑賞に相応しいのではないか、

と私は考えた。 ( ただし、触覚、嗅覚、味覚 は準備できないが・・・ )

 

もう一つ、ディズニーの曲や子どもの曲など、知っている曲を

「 音楽 」 の音楽鑑賞で聴かせることにも不満がある。

 

自分からは聴かないであろう未知の曲に、遭遇させたいからだ。

 

曲: 上記、JINMOさんの 「 hibarigaoka 」

      http://itunes.apple.com/jp/album/hibarigaoka/id327837669

部屋: 暗幕で暗くして、「 レーザー スターズ 」 で天井に星空を投影する。

      http://iwant.open365.jp/Products.5105.aspx

 

一人、エレキギターのピッキングの音に、耳をふさぐ子どもがいた他は、

天井の星空をうっとりと見つめたりしながら、静かに聴いていた。

 


閲覧数2,337 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/10/09 08:14
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