パソコンのいろいろなデータ ( 一太郎のファイルや、デジタルカメラの映像ファイル など ) に、パスワードをかけて保存してきた。
一つ一つのファイルごとに、パスワードをかけるのは、面倒なので 記録メディアにパスワードをかける方向に自然と向かった。
さて、今回、下の 「 ◆2002年頃、 」 で触れている MOディスクのパスワードを忘れて、あれだったかな? これだったかな? と試行錯誤すること、50回、
時間にして、途中で休憩したり、 ハードディスクのどこかにヒントを保存してなかったかなと探したりで、 1時間。 やっと、パスワードがわかった。あぁ、よかった。
◆2002年頃、
1.3GB MO ( GIGAMO ) にパスワードがかけられる以下の製品を使う。
富士通株式会社の MOドライブ + 「 セキュリティツールパーソナル 」 http://www.olympus.co.jp/jp/news/2002a/nr020116gigamoj.cfm
オリンパス株式会社の MOドライブ + 「 SecureMO Light28 」 http://jp.fujitsu.com/platform/storage/components/m…00u2hyper/
MOディスクを取りだせば、パスワードロックのかかった状態なのは良いのだが、 MOディスクは書き込みが遅いし、MOディスクとMOドライブがすぐに熱くなって エラーを起こすので、大量のデータの読み書きには向かなかった。
◆2004年頃
USBフラッシュメモリーを使う人が、まわりに増えてきたので、 わたしもデータの持ち運びに使ってみることにした。 ( 各社から、セキュリティソフトを添付した USBフラッシュメモリーが発売されていた。 )
株式会社バッファローのUSBフラッシュメモリー + 「 ClipDrive セキュリティ 」 http://buffalo.jp/products/catalog/item/r/ruf-c_u2/ パスワードロックを解除したまま、USBフラッシュメモリーを取り外すと、 誰にでも見ることが出来てしまうので、 取り外す前に、パスワードロックをかけなければならないのが面倒だった。
◆2005年頃
USBフラッシュメモリーを取り外せば、パスワードロックのかかった状態と いうように、USBフラッシュメモリー用ソフトウェアも進化してきた。
株式会社バッファローのUSBフラッシュメモリー + 「 SecureLockWare 」 http://buffalo.jp/download/driver/hd/slw.html
また、この 「 SecureLockWare 」 は、 同じ会社の ハードディスクにも使えるので、 ハードディスクにパスワードロックをかける方向に、わたしは向かっていく。
◆2006年頃
DVD ( 4.8GB ) に、暗号化仮想ドライブファイルを焼こうと思い 以下のソフトウェアを使う。
「 Steganos Security Suite 7 」 http://ascii.jp/elem/000/000/347/347386/ の 「 Stegaos Portable Safe ( ステガノス ポータブル セーフ ) 」 機能
あまり人が使っていないというのは、却って好都合だったのだが、 Windows Vista への対応が遅かったからなのだったか、 理由は忘れたがだんだんと使わなくなってしまった。
◆2007年頃
USB外付けハードディスクに、パスワードをかけるようにした。
株式会社バッファローのUSBハードディスク + 「 SecureLockWare 」 http://buffalo.jp/products/catalog/item/h/hd-hu2/
また、この頃から、このパスワードをかけたハードディスクに
無料のソフトウェア 「 TrueCrypt 」
でパスワードをかけた暗号化仮想ドライブファイルを保存したり、
WinRAR http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/ で、いくつかのファイルを一つにまとめて、 パスワードをかけて保存したりするようにした。
二重にパスワードをかけるようにしたのである。
ちなみに、神奈川県立の学校では、 ファイルの暗号化に、
無料のソフトウェア 「 ED 」
を使うように推奨されたが、Windows Vista の 「 デスクトップ 」 のファイルが暗号化、複合化されない人がいたりと 少なからずトラブルが発生した。
わたしが、こんなかったるいソフトウェアなんか、冗談じゃない! と思っていたら、
USBフラッシュメモリーで、ファイルを持ち運ぶ場合に、 推奨されるソフトウェアが、 「 TrueCrypt 」 になっていく。 うん、よしよし。
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